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マシンのパフォーマンスを測定するベンチマークソフト
ベンチマークソフトは何をするもの? |
重要なポイントは、ベンチマークソフトは二つ以上の環境のもとで速度の違いを比較するためのソフトである、ということ。このため、多くのベンチマークソフトにはいろいろな環境で測定したベンチマークの結果が入っている。また、ベンチマークを測定したときの環境の違いにも留意してほしい。例えば同じハードディスクを使っていても、ハードディスクインタフェースが違えば速度が変わる。データを比較するときには環境の違いに気を配り、自分が何のデータを比較しているのかに気をつける必要がある。
ベンチマークソフトではグラフィック性能、ハードディスク性能、メモリ転送性能、CPU演算性能などの項目について測定できるようになっている。ここでは便宜上、いくつかの項目について測定をするものを「総合型ベンチマーク」、限られた項目について測定をするものを「特化型ベンチマーク」と呼ぶ。 総合型ベンチマークソフトはPCのトータルでの性能を示すもので、この結果がよいほど、実際に使用したときにストレスを感じないといえる。総合型ベンチマークソフトは各項目単独での計測もできることが多いので、とりあえずベンチマークソフトを1本使ってみる、などというときにはまず総合型ベンチマークソフトを試してみることをお勧めする。特化型ベンチマークソフトはどれか一つの項目について、総合型よりもより詳しい計測を行いたい場合、あるいは普段使わないような機能を測定する場合に使用することが多いだろうと思う。 表示の仕方も、ある機種を基準としたときの相対的な値で示すもの、特定の操作を何回か行ったときに所用時間を表示するもの、単位時間あたりの処理回数を示すものなどに分かれる。自分が使用するソフトの表示がどちらのタイプなのか、使用する前に確かめよう。 以下のページでは、いくつかのWindows 95用ベンチマークソフトを取り上げ、どのようなソフトがあるのか簡単に見てみよう。 |
※ この記事は '97年10月20日 に公開されたものです。 (c) 1997 Vector Inc. |