長らく続いた低金利が原因で、たとえ個人の資産運用でも、資産が目減りする可能性を踏まえた上で株式市場に投資を行う人が増えてきた。幸い、現時点の国内株式は全体的に見れば堅調で、極端な損をする可能性は比較的低い。とはいえ、単に勘に頼ってばかりの投資では、成功することは難しい上に、損害を被る可能性だってある。画面上の数字に踊らされないよう、心して投資に臨むことが必要だ。データ分析もできる限り行ったほうがよい。今回紹介したソフトが強力な味方になるだろう。
しかし注意したいのは「最終的に投資判断をするのは自分」だということ。分析ソフトで分析した結果、どれほど利益が出せる見込みがあろうとも、所詮、先のことは誰にもわからない。不測の事態により損が出る可能性だってある。
つまり、分析ソフトというのはあくまで分析ソフトに過ぎないのである。大切な資産を運用するのだから、できる限りの分析と安全策をとって投資に臨むべきだ。今回紹介したソフトは、うまく使えば利益を生むが、うまく使えなければ損も生む。あくまで運用するのは自分自身なのである。
これから投資をはじめるのであれば、このことを肝に銘じておこう。