ソフトウェアスポットライト 98.07.13号

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オリジナルアイコンを作る

自分だけのオリジナルアイコンの作成に挑戦してみることにしよう。……と、いっても、全然難しいことはない。オリジナルアイコンといっても、手順を追っていけば、簡単に作成することができるのだ。

まず、「SketchBook」などのグラフィックソフトを使用して、アイコンの元絵を作る。このとき、元絵はあとでアイコンにすると非常に小さくなる(通常32×32ドット)ことを考慮して作る。

元絵が完成したら、アイコンにしたい部分を選択して、クリップボードにコピーしておく。

画面6●フォルダに貼り付けるときの画像の変形方法を選ぶ

描いた絵をアイコンとして貼り付けるには、「File Buddy」(シェアウェア)を利用すると便利だ。File Buddyを起動したら、Fileメニューの[Get Info...]を選び、ダイアログからオリジナルのアイコンを貼り付けたいファイルを選ぶ。

画面7●「File Buddy」のメニューから[Paste]を選ぶ

ウィンドウが開いたら、左上のアイコンをクリックすると、画面6に示すメニューが開くので[Paste]を選ぶ。先にクリップボードにコピーした「アイコンにしたい部分」が正方形でない場合、画面7のウィンドウが開くが、通常は[Crop It]を選べばよいだろう。そして、OKボタンをクリック。これでファイルにオリジナルアイコンが貼り付く。

アイコンを貼り付けたファイルを見てみよう。もしアイコンが変わっていないようだったら、File Buddyの[Special]メニューから[Restart Finder]を実行してみよう。アイコンがオリジナルアイコンに変わったことが確認できるはずだ。

＜INFORMATION＞
SketchBook ：シェアウェア(3,500円)／作者のホームページ
File Buddy ：シェアウェア($35.00)／作者のホームページ

アイコンは専用エディタで！「IconShop」

画面8●ペイントソフトの感覚でアイコンが作れる「IconShop」

今回はグラフィックソフトで作った画像を「File Buddy」でアイコンとして使う、という方法を紹介したが、もちろんアイコン専用のエディタで作るという手もある。「SketchBook」と同じ作者が作った「IconShop」もその一つ。アイコンの作成と、アイコンの管理機能を持つアイコン専用ツールだ。作成方法は非常に簡単で、普通のペイントソフトで絵を描くように、ペンや線描きなどを使ってデザインし、保存すればよい。アプリケーション内のアイコンを表示したり、オリジナルのものと差し替えることもできる。

＜INFORMATION＞
IconShop ：シェアウェア／作者のホームページ