パソコン上でフォルダやファイルをアイコンで表示するというシステムは、Macでは昔から標準化されていた。歴史があるだけにMacのアイコンはカラフルで洗練されたデザインのものが多い。
そんななかでやや味気なさを感じるのがフォルダのアイコン。色を付けることはできても、通常はすべて同じ形で、名前を見ないと中に何が入っているかがわかりにくい。そこで、フォルダアイコンを好きなアイコンに変えてみよう。
各種アイコン集のアイコンをそのままの大きさでフォルダアイコンとして使いたい場合は、Macのシステムの機能を使ってアイコンを変更することができる。
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画面5●アイコンを丸ごと替えるときは、アイコンの[情報を見る]でアイコンの部分をクリックしてクリップボードにコピーする
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使いたいアイコンを一度クリックして選択状態にし、ファイルメニューで[情報を見る]を選ぶ(またはcommand+I)。「○○情報」というウィンドウが現れたら、その中にあるアイコン部分を一度クリックするとアイコンが黒い罫線で囲まれる(画面5)。これをクリップボードにコピー(編集メニューから[コピー]を選択、あるいはcommand+C)。アイコンを変更したいファイルやフォルダも同じように「○○情報」を表示させ、アイコン部分を選択して、さきほどコピーしたアイコンをペースト(編集メニューから[ペースト]を選択、またはcommand+V)する。これでそのフォルダやファイルのアイコンは、新しいものに変更されたはずだ。
なお、この方法を利用すれば、ハードディスクやフロッピーディスクなどのアイコンも好みのものに替えることができる。
Vectorでは、アミューズメント/アイコンに数多くのアイコン集が収録されているので、気に入ったものを選ぼう。
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