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Web活用法(2)・作りたいときが作るとき!
ホームページお手軽作成術
for Macintosh

画像はどうする?(3)
画像のサイズ調整も忘れずに

は、ホームページに貼り付けるために画像のファイルサイズを調整する。デジカメやスキャナから画像を取り込んだ場合、そのままだとホームページ用に使うにはサイズが大きすぎることが多いのだ。

ホームページを実際に見る人は、通信回線を通じてページごとにファイルをダウンロードし、自分のマシンのブラウザに表示させている。だからファイルサイズが大きいと、開くのに時間がかかってしまう。ページ全体がなかなか表示されないといらいらするし、当然のことながら通信費もかさむ。いつまでたっても見られないと、せっかく見に来た人が途中でロードをやめてしまうかもしれない。

ホームページに美しい画像や凝った動画を貼り付けるのはいいのだが、「ファイルサイズはなるべく小さく」ということを、ホームページ作成者は常に頭に置いておく必要がある。プロバイダによって個人ホームページのディスク容量制限がある場合も多い。この点もあらかじめ確認しておいた方がよい。

画像ファイルのサイズを小さくするには、画像自体の大きさを縮小する方法と、色数を減らす方法、さらに圧縮率を高くして保存するという方法がある。いずれの方法も何度も登場している「GraphicConverter」でできるが、最も簡単なのは、画像全体の大きさを縮小する方法だろう。

サイズ調整が済んで、ホームページに貼り付ける画像ができたら、「Interlaced GIF」(インターレースGIF)形式で保存しておく。

完成した「ねこくらぶ」のページをWWWブラウザで開いてみる 画面17●完成した「ねこくらぶ」のページをWWWブラウザで開いてみる
修正が終わった画像は一つのフォルダにまとめて適当な名前(例えば「Resources」など)を付けておくようにする。

このようにして画像データの素材を整えたら、HTMLエディタで新しいページを構成する。作業の流れは、基本的に表紙を作ったときと同じ。見出し文字やボタンアイコン、背景、透過GIFファイルなどをドラッグ&ドロップで配置し、本文や写真のキャプション(説明文)などのテキストを打ち込んで作っていく。タイトル文字作り、素材集め、透過GIF変換など、ここまでに説明したノウハウを応用して、自由にページを作ってみよう。

うまく配置できたら、あとは文字の色の指定などを行って全体のデザインを調整する。

これで「ねこくらぶ」というページの完成だ(画面17)。


画像のファイルサイズを変更する
画像のファイルサイズを変更するのに一番効果的なのは、画像自体の大きさを縮小する方法。

「GraphicConverter」で画像を開き、Pictutreメニューの[Size]から[Scale...]を選ぶ(画面18)。Scaleの設定ウィンドウ(画面19)が開いたら、まず[Proportional]をチェック。ここをチェックすると、画像の縦横比を変えずに大きさを変更することができる。次にパーセンテージでサイズの指定をする(Factor)のか、縦横の長さを指定して変更(Size)するかを選び、数値を入力してOKボタンを押す。画面19は、元の画像に対し、縦横ともに70%のサイズに変更しているところだ。

[Picture]→[Size]→[Scale...]を選ぶ 画面18●[Picture]→[Size]→[Scale...]を選ぶ HAND Scaleウィンドウでサイズの設定をして[OK]をクリック 画面19●Scaleウィンドウでサイズの設定をして[OK]をクリック

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