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Web活用法(2)・作りたいときが作るとき!
ホームページお手軽作成術
for Macintosh

作りたくなったらすぐに動く!

ょっと乱暴だと思われるかもしれないが、「ホームページを作ってみたい」と思ったら、とにかく「作りはじめてしまう」ことだ。

もちろん「こんなメッセージを伝えたい」とか、「この画像を使いたい」といったことがはっきりしている場合は、あらかじめ素材を用意し、具体的な構成を考えてから作りはじめた方がいいが、それでもあまり細かい部分まで考える必要はない。ましてどんなページにしたらいいかまったく見当がつかないという人は、具体的な内容を考えるのは後回しにして、まず作りはじめることが先決。作っているうちに、いろいろなアイデアがわいてくるというものだ。

最初から凝った構成にしようとしたり、イメージが固まってから作ろうなどと思っていると、いつまで経っても作ることはできない。なんといってもホームページをはじめとする電子メディアのいいところは、公開してからも内容の変更や修正が簡単にできること。最初はあまり難しく考えずにとりあえず作ってみよう。アップロードするまではいくらでも作り直しができるし、公開してからでも内容を充実させたり、見た目を美しくすることは、徐々にやっていけばいいのだから。

さて、ホームページを作る場合、まず最初にすべきなのは、ページのタイトルを決めること。具体的な内容が決まっていれば、その内容にふさわしいタイトルを考えればいいし、まだ内容がはっきりしなかったり、気のきいたタイトルが見つからないときは、ほかのホームページのタイトルを参考にして、取りあえずのタイトルを付けてしまおう。例えば「○○のホームページ」とか「××'s Room」なんていうのでもいい。なるべく多くの人に見にきてもらうためには、タイトルが重要なのはいうまでもないが、これもあとでいいのを思いついたら、その段階で変更すればいいのだから。「作るぞ」という気分を盛り上げるためにも、最初にタイトルは決めてしまおう。

ここでは「My HomePage」というタイトルで作ってみることにする。

見たままのデザインができるHTMLエディタ「HomeMaker Pro」
「HomeMaker Pro」の起動画面
画面3●「HomeMaker Pro」の起動画面
今回は市販ソフト「Adobe PageMill」を使ったが、シェアウェアやフリーソフトでも使いやすいHTMLエディタを探したいという人のために、「HomeMaker Pro」を紹介しよう。

HomeMaker Proは、PageMillと同じくドラッグ&ドロップでテキストや画像を貼り付け、ホームページをデザインできるHTMLエディタだ。HTMLの知識がまったくない人でもアイテムを貼り付けていくだけで簡単にホームページを作れるようになっている。

見たままのレイアウトでページのデザインができる
画面4●見たままのレイアウトでページのデザインができる
クリッカブルマップやJava Appletの埋め込みなどにも対応しており、初心者だけでなくHTML言語をある程度理解している人にも使えるソフトだ。

ホームページは作ってみたいけど、市販のソフトを購入したりわざわざ本を買いに行ったりするのはちょっと…という人にぴったりのHTMLエディタといえるだろう。

なお、〜Pro版のほかに機能を絞ったLite版もあり、こちらにはWindows 95版も用意されている(作者のホームページよりダウンロードできる)。
<INFORMATION>
シェアウェア(3,000円)/作者のホームページ

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