HTMLがわからなくてもホームページは作れる!
このベクターのページもそうだが、ホームページというのは、テキストだけでなく、写真やイラスト、動画、音声などが有機的に統合されたもの。それを支えているのがWWW(World Wide Web)といわれるドキュメントシステムだ。そしてそのWWW上で見えるようにするためには、HTMLという言語で書かれたファイルを作る必要がある。
このHTML、一般のプログラム言語に比べれば書くのはそれほど難しくはなく、基本さえ覚えてしまえば比較的簡単に書けるようになる。とはいっても、パソコン入門者にとっては高いハードルであることに変わりはない。実際、少し前までホームページ作りにはこのHTMLの知識が必須で、誰もが気軽にホームページを作れるというわけにはいかなかったのだ。
ところが、やがてHTMLエディタといわれるHTMLファイル作成支援用のソフトが登場。さらに、一般のMac用レイアウトソフトやワープロソフトのように、ドラッグ&ドロップでテキストや画像を貼り付け、自分の目で確認しながらホームページのデザインができるWebデザイン専用のソフトが出現、いまやHTMLの知識がまったくなくても、簡単にホームページが作れるようになっている。
画面1●HTMLを知らなくても簡単にホームページが作れる、「Adobe PageMill 2.0J」(アドビシステムズ)
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ホームページ作成用ソフトの代表的なものとしては「Adobe PageMill(アドビシステムズ)」「ホームページPro(ファイルメーカー)」などがあるが、今回はそのうちの「PageMill 2.0J」(画面1)と、フリーソフト、シェアウェアを活用して、実際にホームページを作ってみることにしよう。
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