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Web活用法(2)・作りたいときが作るとき!
ホームページお手軽作成術
for Macintosh

HTMLがわからなくてもホームページは作れる!

のベクターのページもそうだが、ホームページというのは、テキストだけでなく、写真やイラスト、動画、音声などが有機的に統合されたもの。それを支えているのがWWW(World Wide Web)といわれるドキュメントシステムだ。そしてそのWWW上で見えるようにするためには、HTMLという言語で書かれたファイルを作る必要がある。

このHTML、一般のプログラム言語に比べれば書くのはそれほど難しくはなく、基本さえ覚えてしまえば比較的簡単に書けるようになる。とはいっても、パソコン入門者にとっては高いハードルであることに変わりはない。実際、少し前までホームページ作りにはこのHTMLの知識が必須で、誰もが気軽にホームページを作れるというわけにはいかなかったのだ。

ところが、やがてHTMLエディタといわれるHTMLファイル作成支援用のソフトが登場。さらに、一般のMac用レイアウトソフトやワープロソフトのように、ドラッグ&ドロップでテキストや画像を貼り付け、自分の目で確認しながらホームページのデザインができるWebデザイン専用のソフトが出現、いまやHTMLの知識がまったくなくても、簡単にホームページが作れるようになっている。

HTMLを知らなくても簡単にホームページが作れる「Adobe PageMill2.0J」
画面1●HTMLを知らなくても簡単にホームページが作れる、「Adobe PageMill 2.0J」(アドビシステムズ)
ホームページ作成用ソフトの代表的なものとしては「Adobe PageMill(アドビシステムズ)」「ホームページPro(ファイルメーカー)」などがあるが、今回はそのうちの「PageMill 2.0J」(画面1)と、フリーソフト、シェアウェアを活用して、実際にホームページを作ってみることにしよう。  




HTMLってなあに?
HTMLとは、HyperText Markup Languageの略で、WWW上のホームページを作成するための言語。タグと呼ばれる特殊な文字列によって、文書中のテキストの表示方法を指定したり、画像や音声データ、他のページとをリンクさせ、有機的に統合できる。マルチメディアに対応するだけでなく、プラットフォームに依存しないのも特徴だ。

では、HTMLとはどんなものなのだろうか。今回、この特集のために作成したホームページのHTMLファイルをWWWブラウザで開いてみる。さらにNetscape Navigatorなら表示メニューからページのソースを、PageMillなら編集メニューからHTMLソースを選択してみよう。「<」と「>」にはさまれた文字の羅列が現れるはず。画面2が今回作ったページをHTMLで表記したものだ。
HTMLの実際のソースがこれ。HTMLファイルをテキスト表示するとこうなる
図2●HTMLの実際のソース。HTMLファイルをテキスト表示するとこうなる
HTMLはプログラム言語ではないので、基本的なタグ付けのコツを覚えれば、書くのはそれほど難しくない。本格的にホームページ作りをしたいなら、専門の書籍などで勉強してみるといいだろう。

なお、フリーソフトやシェアウェアには、HTMLのタグ付けを支援するソフトが多数ある。Vector(通信&ネットワーク/HTML作成)にもいくつか収録されているので、興味があれば試してみよう。

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