セレクション
・スポットライト
・付箋紙ソフト ----------
・ほしい機能
・高機能・多機能系(1)
・高機能・多機能系(2)
・手軽さ標榜系
・ユニーク系
・マスコット系
・お勧めソフト
・ダウンロード
--------


あなたに合ったスケジュール管理ソフトはどんなタイプ!?
もう迷わないスケジューラ選び
for Windows

高機能だが、どちらかといえば「手軽さ」を標榜タイプ
電子秘書32/助十郎/時助


スケジュール管理を徹底的に重視した前述の「高機能・多機能タイプ」に比べてややライトになっており、「手軽さ」をウリにしているのがこのタイプの特徴だ。

電子秘書32 電子秘書32
「電子秘書32」のメイン画面。上下のウィンドウはくっついているように見えるが、実は分離している
「電子秘書32」は、カレンダーごとの予定入力・表示、電話帳(オートダイヤル、メール、Webページ参照あり)、日付カウントダウン機能付きのToDoリストを特徴的な機能として持つソフトだ。タスクトレイに常駐し、入力済みのスケジュールを自動案内する機能もある。

メイン画面には、シンプルなツールバー付きカレンダーと、日付ごとの予定表示ウィンドウが表示される。一見、ひとつのウィンドウが分割されているように見えるが、実はふたつのウィンドウがくっついているだけで、それぞれのウィンドウは独立している(ただし、メインウィンドウの右端にある[▲][▼]のボタンで表示・非表示が切り替えできるので、正確にいえば子ウィンイドウなのだろうか)。

日付ごとの予定表示のウィンドウでは、環境設定でユーザ名を登録すると「?さん」の部分にユーザ名が表示されるようになる(画面4-A)。このほか、ボタンひとつで週単位の予定表や月単位の予定表も表示・作成できるようになっている。ちなみに「月」ボタンをクリックすると、1ヵ月分の予定を一覧表示する(画面4-B)。「年」ボタンを使うとどうなるかは、皆さんのご想像通りだ。スケジュールの自動通知機能を使うには、環境設定で通知する方法を指定する(画面4-C)。これによって、指定時刻以前にポップアップが現れる。

ToDoリストでは優先順位や進行具合を設定でき、日付をセットしておくとカウントダウン(残日数表示)してくれる(画面4-D)。複数のToDoが同時進行している場合、カウントダウンと優先順位は結構便利な機能だ。

電話帳は、内線用と外線用をそれぞれ独立して持つことができ、名前を選択した状態で「オートダイヤル」をクリックするだけで即座にモデムを使って電話してくれる(画面4-E)。「インターネット」メニューからは、メール送信とWebページ参照が選択できるようになっている。電話帳データは他データベースからのインポートも可能だ。画面4-FはWindowsのダイヤラ。「電子秘書32」から呼び出されたもので、「電子秘書32」のオートダイヤルはこの機能を使っている。

なお、「メモ」ボタンをクリックすると、ツリーウィンドウ付きのメモマネージャ(?)が現れる(画面4-G)。プレビュー表示付きだが、ファイル名をダブルクリックすると、ポップアップで内容が表示される。


■「電子秘書32」の画面例
画面4-A●「日付」ボタンをクリックするとこのウィンドウが表示される
画面4-B●「月」ボタンをクリックすると1ヵ月分の予定を一覧表示
画面4-C●環境設定でスケジュールの自動通知機能を有効に設定する
画面4-D●ToDoリストはアイテムごとに優先順位と進行度が設定できる
画面4-E●結構便利に使える電話帳。電話だけでなくメールやWebもサポート
画面4-F●電話帳から呼びだされたダイヤラー。電話番号が引き渡されているのがわかる
画面4-G●メモはツリー構造で表示でき、クリックすると付箋紙のようなポップアップで現れる


【電子秘書32 5.50】
作者 : 川辺 進/種別 : シェアウェア(1,200円)/作者のホームページ : http://www2a.biglobe.ne.jp/~denhisyo//関連記事 : /シェアレジ作品番号 : SR002824




助十郎 助十郎
「助十郎」のメイン画面。ボタンクリックだけでほとんどの操作ができる
「助十郎」のメイン画面は「電子秘書32」とよく似たデザインだ。カレンダー表示+スケジュール表示を、他のアプリケーションの邪魔にならないように小さく作ると、どうしてもこのようなデザインになってしまうのだろう。

「助十郎」の場合は、基本的にすぐに呼び出せていつでも消えるという手軽さ、すばやさがウリのようだ。スケジュール入力やアクション(ToDo)、メモ入力がそれぞれボタンに割り付けられており、基本的にワンアクションでそれぞれの新規入力ウィンドウを呼び出すことができる(画面4-H画面4-I)。また、「助十郎」自体がタスクトレイに常駐しており、[Ctrl]+[Shift]+[J]キーでポップアップ、[Esc]キーで最小化するようになっている。入力した予定を一覧表示する機能もある(画面4-J)。


■「助十郎」の画面例
画面4-H●日・月ボタンのクリックで新規スケジュール入力画面に
画面4-I●アクション(ToDo)はスケジュールとは独立して表示される
画面4-J●一覧表示がワンアクションでできる


【助十郎 1.70】
作者 : GOE/種別 : シェアウェア(1,500円)/作者のホームページ : http://www2.tky.3web.ne.jp/~goe//関連記事 : 週刊ソフトニュース 97.08.20号/シェアレジ作品番号 : SR001344




時助 時助
「時助」のメイン画面。この状態では週間スケジュール表示になっている
「シンプルでカッコイイスケジュール管理」というキャッチが付いている「時助」。基本的には、メイン画面のまま中身の表示を切り換えて使うタイプのソフトだ。スケジュールの時間と内容をフィールドに入力し、「追加」ボタンをクリックしていくことで次々にスケジュールを追加していく。

非常にユニークなのは家計簿機能が付いていること(画面4-K)。食費や雑貨など細かく項目が用意されており、それぞれ何を買っていくらかを毎日つけておくと、合計額を出してくれる。チェック(ToDo)の機能は、スケジューラとしてはごく一般的なもので、日付カウントダウン等の機能はない(画面4-L)。


■「時助」の画面例
画面4-K●家計簿機能を使っているところ。円グラフによる割合表示もできるのがポイント高い
画面4-L●チェック(ToDo)機能。リスト表示からすぐに判断できる


【時助 2.02】
作者 : 坂田 令/種別 : シェアウェア(1,500円)/作者のホームページ : http://hp.vector.co.jp/authors/VA009823//シェアレジ作品番号 : SR004323


※以上のソフトは「ダウンロード」のページからダウンロードできます。


← 前のページに戻る] [次のページへ進む →

[↑このページの先頭へ戻る]


ベクターソフトニュース、スポットライト、PickUpに関するご意見・ご感想は…… editor@vector.co.jp まで
Copyright (c) 2012 株式会社ベクター 記事の無断転用を禁じます。
Copyright (c) 2012 Vector Inc. All rights Reserved.