Story Editor Win95は、「物語作りを意識した」というユニークなアウトラインプロセッサ。なかでも便利なのは「全体を見る」機能だろう。これを使えば、印刷したりファイル出力したりすることなく、全文章を通読して内容を確認することができる。
キャラクタ設定の管理機能も便利。これは、登場人物の名前や性別、年齢などを管理するための機能だが、管理する項目を自由に追加できるので、名刺管理や住所録としての利用も可能だ(画面7-1)。
8種類までのフォントスタイルを登録でき、選択した文字列のサイズや色などをショートカットキーで即座に変更できるのもよい。フォントスタイルはファイルに保存できるため、カテゴリー別にスタイルを整理することもできる。
保存してあるファイルからノードを自由にコピーできるので、データの再利用性が高いのもうれしい。また、作成したデータをテキスト形式やRTF形式で出力することも可能だ。
|
|
画面7-1●キャラクタ管理機能がユニーク。フォントスタイルの登録も便利
|