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インターネット・Webページ効率的活用法
for Macintosh

いつも見に行くページを自動巡回してみる
実際に巡回してみよう

巡回したいURLを指定する

次は巡回するURLを設定しよう。簡単で確実なのは「URL Manager Pro」からURLを一つずつコピーして、POO's NetAgentのウィンドウにペーストする方法(画面14)。一度に大量のURLを登録したいときはブラウザのブックマークから一気に取り込むこともできる。

「URL Manager Pro」のデータを取り込みたいときは「URL Manager Pro」のファイルメニューから、HTMLで書き出したものを読み込む。ブックマークから読み込んだ場合は「POO's NetAgent」のウィンドウ上で不要なURLを消去すればいい。

方法はさまざまだが、「POO's NetAgent」のウィンドウ上に巡回したいURLをひと通り取り込んだら、取りあえず保存しよう。リストを保存するには、[List1][List2][List3]の中で、URLを保存したいListの番号をコマンドキーを押しながらクリックする。ここでダイアログが出るので、[OK]ボタンを押せば完了だ。

URLの設定が終わったら、ウィンドウの下方に注目してほしい。

左側の[Combine to POO's Cache Back]をチェックすると、「POO's NetAgent」が自動巡回した後、「POO's Cache Back」が連動して、指定したフォルダ内に巡回してきたページを再構成し、オフラインで見られるようにしてくれる。

[Auto PPP]というのは、「PPPop」と連携して、自動でダイヤルアップでインターネットに接続し、巡回が終了したら接続を切る機能だ。ここももちろんチェックする。その右側の[Timer]は、その名の通りタイマで、ここをチェックすると、設定した時間経過後に自動巡回を開始させることができる。
URLをコピー&ペーストして巡回したいURLを指定しよう
画面14●URLをコピー&ペーストして巡回したいURLを指定しよう

オートパイロットで巡回

それではいよいよオートパイロットを実行してみよう。なお「POO's NetAgent」と「POO's Cache Back」を連動させるためには、両方とも起動させておく必要がある。確認してから[Check URL!]ボタンを押そう。

オートパイロットが開始されると、まずPPPopが起動し、インターネットへのダイヤルアップ接続を行う。接続するとNetscape Navigatorが起動し、指定したURLを順番に表示しながらキャッシュをためていく。ひと通り巡回が終わり、インターネットへの接続が切断されると、次は「POO's Cache Back」の出番だ。「POO's NetAgent」と連動しているときは、「POO's Cache Back」は巡回してきたURLのCacheファイルだけを処理する(画面15)。

巡回してきたURLのキャッシュファイルだけを変換してくれる
画面15●巡回してきたURLのキャッシュファイルだけを変換してくれる
処理が終わると、巡回したURLがNetscape Navigatorに表示され、オートパイロットの実行は完了だ。あとはNetscape Navigatorに表示されたリストをクリックして、ゆっくりとページを閲覧すればいい。なお、「POO's NetAgent」を実行すると、毎回[List]に設定されたURLを巡回するが、次回からは変化のないページは無視され、更新のあったページだけがリストに表示されるようになる。

いくつかのURLの組み合わせを作って定期的に「POO's NetAgent」で巡回すると、新しい情報が入ったページだけを効率よくオフラインで読むことができる。
たまにしか更新されないページのチェックや、文字情報の多いニュースのページ、定期的に更新されるオンラインマガジンなどを効率的に見るには、非常に便利な方法である。

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