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インターネット・Webページ効率的活用法
for Macintosh

オフラインで読む
閲覧中のページをそのままダウンロード

は、現在閲覧しているページを、そのまま保存するソフトを紹介しよう。
オフラインで読みたいページが多いときには、前に紹介したようなキャッシュファイルを利用する方法が効率的だが、1〜2ページをあとで読みたい場合は、オンライン上で見ているページをそのままハードディスクにコピーしておき、接続を切った後に見た方が簡単だ。ここでは、オンライン上で見ているページをそのままダウンロードするソフト「Web Retriever」を紹介しよう。

Web Retrieverの設定

Web Retrieverを設定する前に、ハードディスク上にWeb Retrieverが利用するフォルダを用意しよう。ここでは「Retriever’s」という名前を付けた。

Web Retrieverを起動すると、画面11のようなウィンドウが開く。このウィンドウが設定画面と実行画面を兼ねているので、設定にとりかかろう。[Grab Files on Other servers]は、ターゲットとするページからほかのサーバにリンクが張ってある場合、そのリンクをたどってダウンロードするかどうかを設定する。通常はチェックを外しておいてよいだろう。

[Make Absolute URL’s Relative]は、ダウンロードしたページに記載されているURLをローカルなURLに書き換えるかどうかを設定するものだ。通常はチェックを外しておいていい。

[Max search layers]は、リンク先のページを、どのくらいの深さでダウンロードするかを設定する項目だ。今見ているページだけでよい場合は、フィールドに数字の「0」を入れれば、リンクは一切たどらずに、ブラウザに表示されているページだけをダウンロードする。

[Overwrite Existing Files]は、以前ダウンロードした同じページがハードディスクにある場合、上書きするか、別ファイルを作るかを設定する項目だ。チェックすると上書きする。

[Grab Images]は、ページにあるイメージファイル(画像ファイル)をダウンロードするかどうかの設定だ。ページをオフラインで完全に再現したいならチェックを入れる。

ここまで設定が終わったら、[Download Folder]ボタンを押して、ダイアログから、最初に作ったダウンロード用フォルダ(ここではRetriever's)を指定すれば設定は完了だ。
「Web Retriever」のウィンドウは設定画面と実行画面を兼ねている
画面11●「Web Retriever」のウィンドウは設定画面と実行画面を兼ねている

実際に起動してみよう

設定が完了したら、早速Web Retrieverを使ってみよう。まず、Netscape NavigatorとWeb Retrieverを起動した状態でインターネットに接続する。

接続したらNetscape Navigatorで、ダウンロードしたいページへアクセスしよう。ページが表示されたら、Web Retrieverをアクティブにして[Fetch!]ボタンをクリック。ダウンロードが始まるはずだ。

ひと通りダウンロードが終わったら、接続を切って、Retriever'sフォルダを開いてみよう。Web Retrieverのアイコンが付いたファイルのエイリアスができているはずだ(画面12)。そのアイコンをダブルクリックすると、先ほどオンラインで見ていたページが、オフラインでNetscape Navigatorに再現される。
Retriever'sフォルダを開くと、「Web Retriever」のアイコンがついたファイルのエイリアスがある。
画面12●Retriever'sフォルダを開くと、「Web Retriever」のアイコンがついたファイルのエイリアスがある

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