ラベルとフォルダ、2タイプのブックマーク管理
ブックマークは、メイン画面へのドッキングも可能なポップアップウィンドウ形式で表示されるほか、ツールバー(ブックマークバー)からも利用できる。
ブックマーク自体の管理方法には、オーソドックスなフォルダ形式とラベル形式とがあり、自由に切り替えることが可能。ラベル形式の場合、ひとつのブックマークに複数のキーワードを割り当てることができる。ブックマークリストからラベルを選択すると、キーワードがついているものだけが表示される仕組み。さらに、ラベルにグループを作って分類することもできる。
フォルダ形式の場合、ひとつのページを複数のフォルダに登録するには、それぞれ個別に保存する必要があるため、管理が面倒だったが、ラベル形式なら保存するのはひとつだけで、あとはラベルの付け替えで済む。
新規にラベルを作成する場合はキーワードを入力する必要があるが、既存のラベルを割り当てる場合は、ポップアップメニューなどからチェックボックスにマークするだけでよい。
さらに、ラベルとは別にリボンを付けることも可能。ブックマークリストでは、ラベル以外にもリボンがついたページだけを表示させたり、ラベルがないものだけを表示させたりすることもできる。
ラベルやフォルダを使って分類したページは一気にまとめて開くことができるほか、新たにグループを作ってその中で開くこともできる。
TouchPagingでスマートフォンライクな操作
「Sleipnir 3」では、従来からのマウスジェスチャと、「Sleipnir Mobile(for iPhone/iPad、Android、Windows Phone)」の操作を取り入れて、より洗練させたタッチページング(TouchPaging)という二つの操作方法をサポートしており、これは「Sleipnir 4」でも継承されている。
マウスジェスチャとTouchPagingのどちらをデフォルトで使用するか(あるいはどちらも使用しないか)は、カスタマイズ設定で選択することが可能。さらに【Ctrl】キーとのコンビネーションで、一時的にもう一方の操作に切り替えることもでき、柔軟性が高い。
TouchPagingを使うことで、スワイプによるタブの切り替えをはじめ、削除や更新、検索といった操作を「Sleipnir Mobile」と統一することができる。
TouchPagingでは、タブの切り替え以外の操作(閉じる、すべて閉じる、再読み込みなど)を開始すると、画面上には、認識された動作に応じたシンボルが現れ、正しく操作しているかが即座にわかる。またマウスジェスチャも、ジェスチャの軌跡を表示させるオプションが用意されている。