開発の背景
「マネーフォワード確定申告」は、国内最大級の自動家計簿サービス「マネーフォワード」のお客さまの声から誕生したサービスです。この家計簿サービスでは、銀行口座やクレジットカードなどのID/パスワードを登録するだけで、毎日、入出金や残高の情報を自動的に取得し、ユーザが何もしなくても内容を分類して、時系列に情報を整理してゆきます。ユーザが「マネーフォワード」を訪れれば、その時点での入出金状況、資産状況などをひと目で正確に把握することができるのです。こうした機能をご評価いただいたお客さまから「確定申告でも使いたい」という声を多数、お寄せいただきました。家計簿以上に手入力の多い「会計」という領域でも、こうしたサービスが強く求められていることを確信し、開発に着手しました。
開発中の苦労した点
やはり何といっても会計の幅広い「専門知識」が必要な点です。そこで設計の段階から、会計士や税理士の先生にアドバイザーとして加わっていただき、共同で開発を進めました。経理・会計・税務などの幅広い業務と密接に連動するので、専門家のチェックやアドバイスは欠かせません。そうした業務に必須の専門性を完全にカバーした上で、「お客さまにとっていかに簡単で、いかにわかりやすく、いかに役に立つサービスに仕上げるか」──そこに徹底的にこだわって開発しました。
ユーザにおすすめする機能
最大のセールスポイントは、お客さまの手間を徹底的に省くさまざまな工夫が施されている点です。特徴的なのが次の「三つの自動化」です。
- (1)金融機関から入出金を“自動”で取得し、入力の手間を省くこと
- (2)取得したデータを半“自動”で取引登録(仕訳)し、仕訳の手間を省くこと
- (3)確定申告関連書類を“自動”作成し、手書きの手間を省くこと
このほかにもさまざまなサポート機能でお客さまの手間を省きます。例えば「請求書」機能。こちらは得意先情報を事前にご登録いただき、内容、金額、支払い期限などを入力いただくと、見積書・請求書を発行できる機能です。さらに、該当する入金が銀行口座に振り込まれると、自動で請求書の内容と突き合わせを行い、入金消し込みが行われ、仕訳にも反映されます。そして、もし仮に入金期限を過ぎても入金が確認できない場合は、自動でお客さまに通知します。こうした煩雑な手作業を最大限自動化し、業務をサポートする仕組みです。こうした付加機能もセットでご利用いただくと、ますます便利にご利用いただけるサービスです。今後の開発予定
e-Taxに2月中に対応する予定です。連携先も金融機関はもちろん、さまざまな業界のツールにどんどん連携して、ますます便利なサービスに進化してゆきます。クラウド型サービスですので、お客さまには常に最新のバージョンをご利用いただけます。使っているうちに、どんどん機能が拡充されてゆきます。ぜひ、ご利用いただき、当社までご要望をお寄せください
(株式会社マネーフォワード)