開発動機
「コネミエ」は、関係する人物が多く、文章を読んでも理解できないような複雑な関係でも、ひと目で把握できるような関係図を作成できるソフトがほしいというニーズに応えて作成しました。開発中に苦労した点
大きなグループを表す枠の中に、そのグループに関係するものをセットして関係を表現する「ボックスチャート」は、関係の追加や削除時のレイアウトの制御が難しく、多くの時間を費やしました。その甲斐があって、流れを表現する「フローチャート」や単につながりを関係線で結んで表現する「スターチャート」と異なり、関係を理解するのには一番効果的であると思います。
お勧めする使い方
ワープロソフトなどでも関係図の作成は可能ですが、「コネミエ」にはほかのソフトにない大きな特徴があります。それは、四つのビューにそれぞれ特徴のある関係図を作成することができ、一つのビューに人物などを追加すると、ほかのビューにも反映される“相互リンク型”であるということです。この特徴は、リアルタイムで資料を追加してゆく場合に有効で、関連文献を読み進めて、そのつど関係者や関係事項を追加したり、事案の進捗状況に応じた追加をしたりするときに効果を発揮します。
複雑な関係を4種類の異なる関係図にすることで、より具体的な関係の説明ができ、また一つの関係図では見えなかったつながりがほかの関係図で見えてくることもあります。さらに、人物のつながりだけではなく、アイデアや発想を図化して具体化するという用途にもご使用いただけると思います。
今後のバージョンアップ予定
人物を表すアイコンの種類を豊富にするためオプションをさらに充実させる予定でおります。
(合同会社 クレオス)