シンプルなディスク/ネットワークアクセスモニタ。初期設定などは不要で、すぐに使いはじめられる。「DLWアクセスランプ」は、ディスクや有線/無線LANのアクセスを監視し、LEDのような点滅表示でアクセス状況を教えてくれる常駐ソフト。タスクトレイアイコン上にドライブ名を表示し、読み出し/書き込みに応じて、LEDが点滅するように背景色が変化する。アイコン1個分を二分割してデバイス2基分を表示するため、搭載デバイス数の多いパソコンでもコンパクトに表示できる。
アクセス状況は、設定画面で指定した間隔(初期状態では50ミリ秒)で更新され、前回更新以降のアクセス状況は、
- ドライブからの読み出し時:グリーン
- ドライブへの書き込み時:オレンジ
- ネットワーク受信時:水色
- ネットワーク送信時:ピンク
で表される(初期状態。配色はカスタマイズできる)。ディスクへの読み書きが同時に行われているときは上半分が読み出し、下半分が書き込みの表示となる。タスクトレイアイコン1個分がデバイス2基分を表示する。例えば、ハードディスク1基に2個のボリュームが割り当てられている場合は、アイコン上に「CD」(CドライブとDドライブ)のように表示される。ドライブが3基のように奇数になった場合は、剰余分のアイコンは横幅が半分となる。ネットワークは、有線LAN用アダプタが「l」、無線LAN用アダプタが「w」で表現される。
表示されるデバイスは、設定によりカスタマイズすることが可能。初期状態では「自動設定」が選択され、
- HDD等固定ディスクすべて
- リムーバブルメモリ等すべて
- 一部のRAMディスク
のすべてが表示対象になっている(Windows Vista以降。Windows XPではハードディスク/SSDなどの固定ディスクのみが対象となる)。表示対象から除外するドライブを指定したり、逆に指定ドライブのみを表示させたりすることも可能。ドライブは定期的に再検知が行われ、USB接続などのリムーバブルメディアがマウント/解除された場合は、タスクトレイアイコンも自動的に更新されるようになっている。ネットワークでは、有線LAN、無線LANの表示/非表示を個別に設定できるほか、「Broadcast受信パケットは無視」オプションも用意されている。
そのほか、スタートメニューやデスクトップなどへのショートカット作成機能、設定のリセット機能なども備える。