Microsoft Office形式のファイルも検索できる、インデックス型の全文検索ソフト。常住/非常駐の二つの動作モードを選択できる。「全文検索くん(Search++)」は、指定フォルダ内に存在するファイルを対象に、含まれる内容(文字列)のとファイル名の検索を行えるソフト。インデックス型で、すでにインデックスデータが作成されているフォルダに対する検索は高速。検索結果は、ファイルアイコン、ファイル名、ファイル情報がわかりやすく表示される。ヒットしたファイルを関連付けされたアプリケーションで開いたり、親フォルダを開いたりすることもできる。
インデックス型検索では、事前にインデックスデータを作成しておく必要がある。「全文検索くん(Search++)」では、全ドライブのインデックスを作成するわけではなく、インデックス化するフォルダをユーザが指定する仕組み。対象フォルダは複数を指定することが可能。指定フォルダおよびサブフォルダ内のファイルが検索対象となる。
利用できる動作モードは「常駐(トレー)モード」「非常駐モード」の2種類。常駐モードでは、検索対象をバックグラウンドで監視し、ファイルが変更された場合は、即座にインデックスデータに反映する。非常駐モードでは、検索のたびに「インデックスを更新するかどうか」が尋ねられる。さらに常駐モードでは、Windows起動時に「全文検索くん(Search++)」が同時起動する。
検索は、複数語を指定したAND/OR検索に対応。NOT検索も行える。検索結果では、該当行の前後行も表示される「抜粋表示」機能を利用でき、ファイル内容を確認しやすい。検索結果を更新時間順やファイル名(フルパス)、ファイルタイプで並べ替えることも可能。ファイルタイプおよび更新時間による絞り込みも行える。
対応するフィアルタイプは、TXT/RTF/HTMLなどのテキストファイルのほか、PDF、PowerPoint、Word、Excel、VisioおよびOpen Office。Microsoft Office 2007以降のDOCX/XLSXやOutlookのMSGにも対応する。