敵忍者を倒しながらブロックを崩し、ステージをクリアしてゆく“ブロック崩し忍者アクション”ゲーム。NINJA-BLOCKに守られた悪のDOKURO-NINJA軍団に戦いを挑む
「Shadow Break」は、ブロック崩しと忍者格闘アクションゲームとを組み合わせた、ユニークなゲーム。敵ブロックの破壊で出現する敵を、刀と2種類の忍術を駆使して撃退しながら、一般的なブロック崩し同様、ボールを打ち返してブロックを破壊してゆく。5面ごとにボスとの戦いが待ち受ける。
ゲームの主人公は、フウガ流NINJITSUの修行を積む、若きニンジャ「タロウ」。師であるNINJA MASTERからMASTERの座を引き継ぐため、NINJA-BALL QUESTにパスすることを命ぜられる。タロウに課された試練は「歴代のNINJA MASTERに代々受け継がれてきた宝珠『NINJA-BALL』の力を使い、悪のDOKURO-NINJA軍団と対決する」というもの。
DOKURO-NINJAは、非道の限りを尽くした末、先代のNINJA MASTERによって滅ぼされたと伝えられる悪名高いNINJA軍団。確かに一度は滅びたが、最近どこからともなく現れた「DOKURO MASTER」と名乗る謎のNINJAによって再び集められ、NEO DOKURO-NINJAとして復活しつつあるという。
DOKURO MASTERは闇のNINJITSUを用い、NINJA-BLOCKによる結界を作って、アジトを守っている。NINJA-BALLの力を使ってNINJA-BLOCKを崩さなくては、先に進むことはできない。タロウは見事、DOKURO-NINJA軍団のリーダー「DOKURO MASTER」を討ち取り、次のNINJA MASTERになることができるだろうか……。
忍術を使うには、ブロックを破壊して忍術ゲージをためる
操作は、キーボードまたはゲームパッドで行う。左右の移動は【←】/【→】キー。【X】キーはジャンプで、上空の敵を攻撃したり、敵の攻撃を回避したりできる。長押しで、より高くジャンプすることも可能だ。
攻撃は【Z】キー。頭上に構えた刀を振り回し、前方の敵を攻撃する。ステージ開始時には、刀の上にあるボールを発射する役割もある。
【C】キーは「忍ダッシュ」。向いている方向に一定の距離、高速で移動する。通常の移動では間に合わない位置に跳ね返ったボールを拾うのに効果的。発動中は無敵となり、敵をすり抜けることができる。
忍術ゲージを消費することで、さらに2種類の忍術を発動することも可能。忍術ゲージは、ブロックにボールを当てて破壊すればたまる。最大32までためることが可能。プレイヤーキャラがダメージを受けると減少する。
忍術ゲージが「6」以上ある状態で【Z】+【C】キーを押すと、「炎ダッシュ」の術が発動する。炎をまとった「忍ダッシュ」で、触れた敵にダメージを与えられる。通常攻撃の4倍の威力がある。
忍術ゲージが「12」以上ある状態で【A】キーを押すと、「忍シールド」の術が発動する。プレイヤーキャラの周囲に一定時間、展開されるシールドで、手裏剣などの小さな弾から身を守ることができる。シールドの展開中はボールの動きが停止するため、ボールが地面に落ちそうになったときの緊急回避にも役立つ。
5面ごとのボス面では、すべての敵を倒した前後でゲームの内容が変化
発射したボールの動きや、ボールがブロックに当たった際の挙動などは、一般的なブロック崩しと変わらない。ブロックには、ボールが1回当たると壊れる「ノーマルブロック」、2回当たると壊れる「ハードブロック」、ボールが当たると敵が出現する「敵ブロック」の3種類がある。
跳ね返ってきたボールは、頭上に構えた刀に当てて打ち返すが、タロウの身体のどこに当たっても上に向かって跳ね返る。ジャンプしながら打ち返したり、振り回した刀でボールを打ち返したりすることもできる。
敵ブロックからは、武者や忍者などの敵が出現する。武者はブロックから出るまで攻撃してこないが、忍者はブロック内からも手裏剣を打ってくる。出現後に凧を使って空を飛ぶ忍者もいる。
すべての敵ブロックの敵を倒すと「巻物」アイテムが出現する。巻物を取るとボールがプレイヤーキャラの頭上に固定され、ショットを連続発射できるようになる。ステージ上のブロックをすべて破壊するとステージクリアとなる。
用意されたステージは全25面。5面ごとにボスが登場する。ボス戦では、最後の敵を倒したあとに出現する巻物を取ることで、シューティングゲームへと変化する。
ゲーム開始時の残機数は2。ライフは5。地面にボールを落としたり、敵本体や敵の攻撃に接触したりするとライフが減り、ライフをすべて失うと残機が1減る。残機0でライフが0になるとゲームオーバーになる。