「お気に入りのスクリーンセーバをいつでも見ていたい」「いろいろなスクリーンセーバを同時に実行して見比べたい」──こんな人にうってつけのソフトが「MXSSV」だ。「MXSSV」は、スクリーンセーバを標準起動状態である「フルスクリーンのスクリーンセーバ」として実行するのではなく、ウィンドウで表示してくれるスクリーンセーバビューア。ウィンドウで実行できるため、デスクトップに表示しておき、他の作業をしながらスクリーンセーバを鑑賞するといったことが可能だ。ウィンドウサイズ(解像度)は、QVGA(320×240)からXGA(1024×768)までの4段階から選択できる。
さらに、(ウィンドウ分割などで複数表示を行うことはできないものの)複数起動させることが可能なため、いろいろなスクリーンセーバを同時に実行させて鑑賞できることも特徴のひとつ。似たようなスクリーンセーバを並べて見比べることで、意外な違いが発見できるかもしれない。
「MXSSV」ウィンドウを常に最前面に設定したり、「MXSSV」から表示中のスクリーンセーバを起動したりすることも可能。スクリーンセーバ好きを自認する人なら、インストールしておいて決して損のないソフトだ。
スクリーンセーバのプレビュー機能※を利用してウィンドウ表示を実現しているため、プレビュー機能に対応していないスクリーンセーバでは、残念ながら正常な表示ができない。
スクリーンセーバのプレビュー機能:「コントロールパネル」−「画面」−「スクリーンセーバー」で、ディスプレイ内のスクリーンセーバが動いていれば、そのセーバはプレビュー機能に対応している。
(練馬 ベク蔵)