少年期を懐かしむ主人公が山道で出会った、誰もが一度は耳にする化生 二人の淡い交流を描く短編ノベル
夏休みを利用して帰省した主人公。ある早朝、山道を散歩していたところ、子供のころ遊んでいた場所などを次々と見つけ、その懐かしさをたどる様に山奥へと進んでいく。
遊び場にしていた沢を散歩のゴールとして定め、そこへ向かって進んでいくうち、主人公は何かの気配を感じた。
自分以外は誰もいないはずなので、最初は動物かと思い、追い払うために藪を揺さぶったりしてみる主人公。しかし気配はなくならない。
気味の悪さに目を地面へと向けると、そこには子供くらいの影が写っていた。
恐怖におののき、追い払うためにさまざまなことを試してみるが、まったく効果がない。しかし影をじっと見ていると、危害を加えようとしているわけではないように思える。
そのことを影に確認し、では何がしてほしいのか尋ねる主人公。少し考え、あてずっぽうで沢へと向かってほしいのかと尋ねると、それが当たっていた。
とり憑かれるのも困るので、言われるがままに沢へと向かう主人公。
沢へとたどり着くと、影はボロをまとった可愛らしい女の子に変わっていた。
喋れるようになった女の子に、何をしてほしいのか問いかける主人公。すると、彼女は「自分の骨を探してほしい」と頼んできた。
ソフト名: | かわわらべ |
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動作OS: | Windows 7/Vista/XP/98 |
機種: | 汎用 |
種類: | フリーソフト |
作者: | teamDofD |