マンデルブロー集合はコンピューターアートの草分け的存在でもあるフラクタルCGの代表的な例
フラクタルとは標語的には自己相似な図形のことで、体内に自己全体の縮小図形を無限回持っています。
幼い頃、鏡を二つ合わせて側から中を覗くと鏡が遙か彼方まで続いているように見えましたが、これと原理は同じです。鏡の例では内部の一方向のみに縮小図形を持ちますが、これがいろんな方向に持つようになるとお馴染みのフラクタルな図形になります。フラクタルの興味深い特徴は、仕組みを記述する関係(式)がとてもシンプルなことです。高木関数などのように複雑な式を持ってフラクタルを表しても数学的興味はなかなか持てませんが、多くは簡単な式でフラクタル性が出てきます。
鏡の例では「鏡を二つ合わせる」です。とても簡単です。マンデルブロー集合では複素平面において
「漸化式z=z^2+Cが発散しないCの集合」です。発散しない領域は黒で塗り、発散する領域は発散のスピードで色分けをします。するとよく見るマンデルブロー集合のCGになります。
ソフト名: | 3D_Mandelbrot (Screen Saver) |
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動作OS: | Windows XP/Me/98 |
機種: | 汎用 |
種類: | フリーソフト |
作者: | m-take |