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クリップボード拡張ユーティリティ特集
for Windows

1対多のマルチ送信でもクリップボード転送できる
オンネットクリップボード


オンネットクリップボード
オンネットクリップボードの画面
画面7-1●クリップボードにデータをコピーしたのち、転送先のマシンを選択して「貼り付け」する

Windows NTでしか使えなかったクリップボードのネットワーク共有を、Windows 95/98で実現するツール。1対多のマルチ送信が可能であり、簡易チャット機能も備えている。

相手側パソコンでオンネットクリップボードが稼働中であれば、IPアドレスを入力しなくても自動的にネットワーク内を検索してリストに登録してくれる。DNSを持たないDHCPオンリーの家庭内LANでもTCP/IPさえ使えれば利用可能だが、この場合、IPアドレスが固定されないため、設定保存の意味がなくなってしまい、毎回相手先を探す作業が加わる。

扱えるデータ形式はテキスト、グラフィック、アプリケーション独自形式など、およそどのようなものでも可。ただし、すべての形式でうまく転送できるとは限らないし、ローカルドライブ内のファイルパス名など、データと転送した先によってはまったく意味がなくなってしまうこともあり得る。

他マシンへの送信は、クリップボードに送ったデータを無条件で接続中のマシンに転送するわけではなく、クリップボードにコピー→指定したマシンに対して「貼り付け」という2段階操作になる。「貼り付け」されたマシン側では、アプリケーション上で「貼り付け」を行うことで、ネットワーク経由で転送されたデータを受け取ることができる。10BASE-TのLAN内だと、貼り付け時に一瞬引っかかる感じがする程度だが、64Kbps程度のインターネット経由ではやや遅く感じるかもしれない。

チャット機能は決してオマケではなく、これがあることでデータが貼り付けられたことを相手が知ることができ、自分のクリップボードが意図しないうちにネットワーク経由で書き換えられてしまうことを防げる。


■「オンネットクリップボード」の画面例
画面7-2●オンネットクリップボードの設定ダイアログ。転送可能な形式などをここで決定できる
画面7-3●内蔵する簡易チャット機能。


【オンネットクリップボード 1.10】
作者 : 立尾 博樹 さん/種別 : フリーソフト/作者のホームページ : http://www.osk.3web.ne.jp/~goronyan/


※このソフトは「ダウンロード」のページからダウンロードできます。


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