さて、次は「PowerDVD」の代名詞とも言える機能「TrueTheater」のバージョンアップポイントをもう少し詳しく紹介していこう。
「TrueTheater」とはTrueTheater HDRやTrueTheater Colorといった各種高画質・高音質化機能の総称で、それぞれ下記のような恩恵を受ける事ができる。
- TrueTheater HDR:HDR 非対応の映像をHDR映像に変換
- TrueTheater Color:鮮やかさや色合いを最適化した色彩を表現
- TrueTheater Lighting:照明不足、露出過多の映像を輝度を一定に再生
- TrueTheater Stabilizer:手ぶれを補正し、安定した映像に変換
上記に挙げた各種機能は「TrueTheater」の極一部に過ぎず、この他にも映像、音声を高品質化する機能が存在するので是非ユーザ自身の目と耳で確かめてほしい。
ちなみに「TrueTheater」の内、4K対応したのはTrueTheater HDR、TrueTheater Color、TrueTheater Lightingの3つである。
今回のバージョンアップでは8K対応に目が行ってしまいがちだが、4K動画でも十分過ぎるほどの画質を持つ。(と言うか、現状ではそもそも8K動画を満足に再生できる環境を揃えるのが難しい。)
そんな4K動画を更なる高品質に再生できるというのだから、驚嘆に値する。
今回は、動画再生ソフトの画質について解説する、という非常に難しい記事を作成した。
お分かりいただけると思うのだが、画像や音声の素晴らしさを文字で伝えきる事は、不本意ながらできないのではないかと筆者は考えている。
その為、どうしても機能の解説に重きをおいてしまうのだが、それでもこの記事で「PowerDVD」の映像美に対する意気込みを感じられたら、是非購入を検討してほしい。
これから始まる長期休暇に暇を持て余してしまう事もあるだろう。そんな時には「PowerDVD」で動画を鑑賞してほしい。
どうせ見るなら「高画質」が良いに決まってるからだ。