「PowerDVD」は、DVD、Blu-rayといった光学ディスクメディアから、パソコンに保存された動画・画像・音楽ファイル、オンライン動画まで、さまざまなデジタルコンテンツの再生に対応した動画再生ソフトだ。
画質向上技術「TrueTheater」によるアップスケールでHD画質の動画をさらに高画質で再生したり、疑似サラウンド効果で臨場感溢れるサウンドを楽しんだりできる。
最新版「19」の最上位版「Ultra」では、次世代の映像Ultra HD 8K動画の再生に対応。
また、オリジナルの動画よりも美しく再生する事が可能な、人気の「TrueTheater」がついに4K映像に対応する等、動画再生ソフトに求められる機能を正当に進化させている。
動画再生時に映像と同じく重要となる音声の機能向上にも余念がなく、昨今各所で話題となっているVRヘッドセットを利用した際のVRオーディオもサポート。
360度動画を再生する際には音声も360度で再生する事が可能になった。
「PowerDVD」は幅広い対応ファイル形式も特徴の一つだが、今回はOS X High SierraやiOS 11で標準となった画像フォーマットHEIFに新たに対応。
どれもマルチメディアの総合再生ソフトとして使用するのに相応しい機能追加と言える。
尚、筆者が最も注目しているのは64bitネイティブ対応である。
上述の通り「PowerDVD」は様々な機能を搭載している。そうでなくても動画関連ソフトはマシンパワーを必要とする為、64bitネイティブ対応により受ける恩恵は他のソフトよりずっと大きいと言えるだろう。
現にUltra HD 8K動画再生やTrueTheaterの4K対応は今回の64bitネイティブ対応により可能なったとメーカーも告知している。