まず、インストールを開始してから使いはじめられるようになるまで、よどみなく進めてゆけるのが気持ちよい。はじめて起動するとライセンスキーの入力が促され、入力が完了すると、壁紙用画像フォルダの作成・選択ダイアログが表示される。通常はフィルインされているフォルダのまま進めればよい。ここで「OK」ボタンをクリックすると、設定画面が自動的に開くようになっている。設定できる内容は、本文に記した通りだ。選択できる画像切り替え効果は8種類あるが、設定画面で「プレビュー」にチェックを入れて効果を変更すると、その場で確認することが可能。表示順序は、ソフト名の“おもいで壁紙”に最もふさわしいのはおそらく撮影日時順だろう。古いものから順番に表示させても(昇順)、時を遡っても(降順)、時間の流れを感じずにはいられないはず。写真一枚一枚にコメントなどを付ければ、思い出がより鮮明に蘇ってくると思うが、壁紙に気が取られてしまい、作業に集中できなくなってしまうかもしれないので、その点はご注意を。
(津布久 樹)