「アルバム」「カレンダー」「表示モード」の三つを指定するだけですぐに使いはじめられる、簡単設定の“フォトスライド壁紙作成ソフト”。壁紙に文字やカレンダーを挿入することもできる。「おもいで壁紙チェンジャー」は、自分で撮影したデジカメ写真などを素材に、デスクトップを“デジタルフォトフレーム”に変えることができる壁紙変更ソフト。あらかじめ設定されたフォルダに追加した画像を、指定の間隔・順序・配置方法で切り替えながら、壁紙として表示してくれる。画像切り替え時の効果を選択・指定することも可能。切り替え効果はその場でプレビューして指定できる。マルチディスプレイにも対応する。
使い方は非常に簡単。インストールが完了して起動すると設定画面が自動的に開き、動作開始までの設定を、
- アルバムの設定
- カレンダーの設定
- 表示モードの設定
の順に行ってゆく。「アルバムの設定」では、壁紙として使用する画像ファイルを指定する。複数のファイル/フォルダをメイン画面にドラッグ&ドロップして追加することも、「+壁紙を編集する」ボタンを使って、画像を1ファイル単位で追加することも可能。「+壁紙を編集する」で追加した場合は、画像を回転させたり、任意の文字列で作成したスタンプを画像に押したりすることもできる。壁紙にはカレンダーをオーバーレイ表示させることが可能。「カレンダーの設定」で指定する。月間や当日の日付といったカレンダーの種別、背景色や文字色、透過度、カレンダーの大きさ、表示位置を指定できるようになっている。
「表示モードの設定」では、画面切り替え効果(アニメーション)とその方向、切り替え間隔・順序、画像の配置方法を指定できる。選択できる画面切り替え効果は、
- 次の画像が前の画像をカバーしてゆくように切り替わる「リビール」
- 次の画像が前の画像を押し出してゆくように切り替わる「押し出し」
- デスクトップ中央を軸に前の画像と次の画像が回転して切り替わる「反転」
- 前の画像と次の画像がキューブ状に回転して切り替わる「キューブ」
- 前の画像と次の画像が本のページをめくるように切り替わる「フラップ」
- 前の画像が次の画像によって折られるように切り替わる「折り畳み」
- 円形ゲージの針が徐々に振り切れるように画像が切り替わる「ラジアル」
- 前の画像と次の画像とが徐々に切り替わる「フェード」
の8種類。もちろんアニメーションを「なし」で設定することもできる。切り替え間隔は1分、5分、10分といった時間のほか、モニターON時も選択することが可能。順序はファイル名順、タイトル順、撮影日時順、更新日時順の昇順・降順に加え、ランダムも選択できる、画像の配置方法には、マルチディスプレイ向けの「スパン」も用意されている。すべての設定が完了し、設定画面を閉じると動作が開始される。設定画面は、常駐するタスクトレイアイコンのメニューから、いつでも呼び出せる。