ソフトを開発しようと思った動機、背景
私は個人でソフトを開発しています。これまでは自分用にソフトを作成することはあっても、公に公開することはありませんでした。なぜなら、プログラミングの勉強のために試験的なプログラムを含んでいたり、エラーが起きたときの処理を省いた、陳腐なソフトしか作成していなかったりしたためです。しかし、「ひとつの製品として成り立つソフトを作ってみなければ、わからないこともあるだろう」という考えから、「一人で開発でき得る、自分にとっても役立つソフトを作ろう」と思ったのがきっかけです。開発中に苦労した点
設計時のコンセプトとして「使い勝手がよい」「自動化」の二点を掲げました。
「使い勝手がよい」では、メインGUIに表を埋め込み、設定内容を管理しやすくして、設定情報はすべてiniファイルに保存することで、無駄な保存用ファイルを作成しないようにしました。「自動化」では、ファイルの移動・コピー・削除にはエラーがつきものですが、そこですべての動作を停止させずに、次の動作へ遷移するようにしました。
私にとってはユーザフレンドリーな設計を心掛けることであったり、iniファイルの読み書きであったり、すべてが新鮮だったので、よい勉強になりました。ただ、いまでは「苦労するほどのことをしていないな」と思ってしまいますが……。
ユーザにお勧めする使い方
私は、自宅PCで録画したファイルを振り分けたり、他ソフトで自動エンコードして不要になった元ファイルを自動削除したりするのに使用しています。
「コピー」モードでは、ファイル名の後ろにコピーした日時を付与することができる(設定による)ので、定期的にファイルをバックアップするといった使用方法も可能です。「削除」モードでも、完全に削除するか、ごみ箱に移すかを設定できるようにしているので、用途に合わせて切り替えて使用いただければと思います。
今後のバージョンアップ予定
バグ報告や要望等があれば、改善してゆく予定です。
- ファイルの作成日時やファイルの中身を検索条件にするという機能もある方がいいのだろうか?
- フォルダごと同じようなことができるとうれしい人はいるだろうか?
等、案は浮かんでいますが、需要があるのか不明で入れていない機能もあるので、コメントをお待ちしております。
(shunnahito)