ソフトを開発しようと思った動機、背景
RPGはファンタジー世界を舞台にした作品が圧倒的に多いため、私自身、現実世界を舞台にしたRPGに飢えていました。そんな私と同じように、世の中には現代モノのRPGに飢えている人が少なからずきっといる。それならば自分で作って楽しんでもらえばいいじゃないか! と思い立ったのがきっかけで、この作品の制作を開始しました。また、制作する以上は妥協をせず、「RPGツクールMV」の高解像度のビジュアルを最大限に生かした世界観の構築を目標に、荒廃した現実世界を舞台とする物語に挑戦することを決めました。
開発に苦労した点
荒廃した近未来の首都圏を表現するマップ制作にはかなり苦労しました。実在の都市の資料をもとに、グラフィックソフトを用いてマップタイルをこの作品専用に再構築したことをはじめ、プレイヤーに荒廃した街並みを楽しんでもらいたいという思いから、マップだけで約3ヵ月の制作期間を費やしています。没になったマップは数知れず、精神的に最も辛く、永遠とも思える作業でした(笑)。
ユーザにお勧めする使い方
物語を中心に楽しんでいただくために、戦闘の難易度は高くありませんが、戦闘が物足りないという方には、メニュー画面のオプションから難易度を変更することが可能です。ハードモードでは、レベリングやアイテムの管理がしっかりできていないと苦戦するように調整してありますので、戦闘がぬるいという方は挑戦してみてください。
攻略に詰まることはないと思いますが、有志の方が「東京パンドラゲート攻略wiki」を開設してくださっていますので、もしよろしければ参考になさってください。
今後のバージョンアップ予定
現バージョンでゲームバランスも理想に近く、バグもほとんど修正してありますので、いまのところバージョンアップの予定はありません。
(H.Hosokawa)