WindowsやMacなどが動作するパソコンでは、セキュリティを確保する必要があることは、もう何年も前からの常識となっている。しかし、スマホなどのモバイルデバイスの急速な普及により、重要な個人情報がそれらのデバイスに保存されることも多くなり、保護しなければならない対象がスマホやタブレットなどのモバイルデバイスにも拡大している。「マカフィー リブセーフ」は、パソコンだけでなく、モバイルデバイスまでも保護することを目的とした、新しい世代のセキュリティ対策ソフトだ。パソコン/モバイルの保護をそれぞれ単体で行うのではなく、ひとつの利用環境の中で“あわせて保護”できることが大きな特徴だ。例えばスマホであれば、「スマホ単体で保護すればよい」という考え方もあるかもしれないが、モバイルデバイスでは、置き忘れや紛失、盗難といった“持ち運べるデバイス”ならではの状況にも配慮しなければならない。そうした点を考えれば、やはり連動する母艦=パソコンが必要だ。
その点、「マカフィー リブセーフ」のライセンス形態はありがたい。一人に1台、あるいは一人で複数台を所有することも多いモバイルデバイスでは、「1台あたり××円」というライセンスでは──特に家族で使うような場合には──心許ない。よくある「5ライセンスパック」のような形式では、四人家族分+パソコン/モバイルデバイスが1台あるだけで、ライセンスを使いきってしまう。「マカフィー リブセーフ」なら、たとえモバイルデバイスが何台あろうとも、同居家族であれば1ライセンスで済む。
さらにパソコンと容易に連動できることで、WebサイトのID/パスワード、そのほかの重要な情報を安全な形で、外出先でも利用することが可能。万が一のデバイスの紛失時にも、ほかのモバイルデバイスや自宅のパソコンから簡単に情報をロックできる。まさにモバイル全盛のいまだからこそ求められる機能+ライセンス形態のセキュリティ対策ソフトだ。
(天野 司)