ソフトを開発しようと思った動機、背景
「とにかく、自分の好きなシナリオを書きたい」というのが頭にありました。私はもともと漫画を描いていたのですが、漫画で長いシナリオを描こうとすると、とても時間がかかってしまう。小説は長い話を書くのにはいいけれど、まともに書いたことがなく、不慣れでした。そこで、ノベルゲームを簡単に開発できるツールがたくさんあることを知り、「これはサウンドノベルしかない!」と思って、急いで使い方を覚えました。
制作期間としてはとても時間がかかったのですが、自分の好きなキャラや設定を詰め込んだものなので、その作業も非常に楽しかったです。
開発中に苦労した点
苦労という点ではダントツでシステムや演出面ですね(笑)。はじめてのゲーム制作で右も左もわからず、無謀にも「商業ゲームみたいな、くるくると立ち絵が変わる演出がしたい」と漠然と考えていたのですが、なかなかうまくいかず。それらしいプラグインを作っている方を見つけて、プラグインを入れたのはいいのですが、そのプラグインの使い方がわからなかったり、エラーが出たり(笑)。
とりあえず立ち絵のバリエーションだけはたくさん用意しましたので、「あっ服が変わったぞ」とか思いながら見ていただければうれしいです。
プレイヤーにおすすめしたい点
とらえどころのないゲームになったかもしれないと思っています(笑)。主人公の設定がやや女性向けかもしれませんが、恋愛ものではないですし、幼女が出てきますけど、そこまで男性向けでもありません。ミステリーでもなく、青春ものでもなく、アングラでもない。
そのかわり、男女の分け隔てなく、幅広い人が「よかった」と思ってくれたらいいな、と考えながら作りました。ですので、イケメンは苦手だなーとか、幼女とか興味ないなーという方にも、ぜひプレイしてもらいたいです。
今後のバージョンアップ予定
まれに不具合が出ているようなので、原因がわかり次第、修正しようと思います。そのほかにも追加シナリオや後日談、スピンオフなどもいつかやれたらなと考えています。「このキャラの話がもっと見たい!」みたいなご意見がありましたら、ぜひ、私のホームページのメールフォームからご連絡ください!
(にんじゃむ)