複数のガジェット(本ソフトの用語では「スキン」)をまとめて管理できるコントロールセンターのようなソフト。カスタマイズ自由度が非常に高いのが特徴。ただし、メニューの構成がややわかりづらかったり、プラグインの使い方がちょっと難しかったりする(スキンのiniファイルを直接編集して、パラメータを書き込まなければならないようだ)ので、いきなり本格的なカスタマイズにチャレンジするのは難しいかもしれない。
まずは、デフォルトセットの「illustro」で各スキンの表示/非表示切り替えやオプションの設定方法を学び、次にテーマとスキンの関係を理解するというように段階を踏んでゆくのがよさそうだ。
実際にrmskinパッケージをいくつかインストールしてみたところ、すべてのパッケージが「スキン」メニューに表示されるため、セットの切り替えや機能の選択を簡単に行えた。公開されているパッケージの中には、単独の機能(例えば時計)でいろいろな外観を選べるようになっているものもあれば、プラグインをフル活用してさまざまな情報をデスクトップに表示させるものもある。ユーザ(パッケージ作成者)のアイデア次第で、いろいろな応用ができそうだ。
(福住 護)