ソフトを開発しようと思った動機、背景
もともとRPGという媒体を通して「作者が社会に対して感じているささやかな思いを表現してみたい」という気持ちがあり、稚拙ながらゲームの制作を続けておりました。そんな折、たまたま書店で手に取った推理小説がおもしろかったので、「推理要素とロールプレイング要素、両方混ぜれば楽しいゲームができるんじゃないか」という素朴な思いつきから、制作を思い立ちました。
開発中に苦労した点
何といっても一番苦労したのは、推理のタネです。何しろズブの素人ですから、某有名推理小説家のトリック解説本などを読みながら、七転八倒の末に何とかシナリオをひねり出していきました。
また、ゲームバランスの調整にも苦労しました。公開当初は調整が不十分で、あるところでは敵が強すぎたり、またあるところでは弱すぎたりして、RPGとしてのバランスが欠けていました。そのため公開後、実際のプレイヤーの方々の声を踏まえ、何度もバージョンアップを繰り返し、バランスを修正していきました。
ユーザにお勧めする使い方
「推理要素あり」とはいいながら、推理に正解できなくてもシナリオは進行可能です。レベルも割合とサクサク上がるので、RPGとしての難易度も高くはありません。ぜひ、気軽な気持ちでプレイしてみてください。
また、もしできれば、ゲームに登場するキャラクタたちの声に耳を傾けていただき、「作者はこのゲームを通して何を言いたかったのか」に少しでも思いを馳せていただければ、作者としてこれほど幸せなことはありません。
今後のバージョンアップ予定
今後、大幅なバージョンアップの予定はありませんが、現在、新作を鋭意作成中です。
(50¢)