ソフトを開発しようと思った動機、背景
SSDとハードディスクの価格が大幅に値下がりしたのをきっかけに、ユーザはパフォーマンスの向上のために、自分のラップトップやデスクトップを性能のよいSSDやハードディスク(2TBなど)へ、手頃な価格でアップグレードすることができるようになりました。当初は、このようなユーザがデータを移行するための、簡単で信頼性の高いソリューションがありませんでした。データ移行の際、UEFI/GPT(Ghostなど)システム上で失敗したり、従来の他社製品では問題が存在したりして、信頼性がありませんでした。したがって私たちは、使いやすく、信頼性の高いソリューションを提供したいと考え、「DriveClone」を開発しました。現在では世界第1位のデータ移行ソリューションとして認識されています。
開発中に苦労した点
競合製品がいくつかありますが、製品の品質・互換性については、「DriveClone」は、世界でも最高の製品といえます。例えば「DriveClone」は「完璧なデフラグ」「スマートクローニング」「ミラードライブ」など、ユニークな機能を搭載しています。デフラグ機能により、完全な状態のクローン化されたドライブを作成することができます。「スマートクローニング」は、クローンニング中に余分なファイルを削除することで、70GBまでスペースをセーブすることができます。通常、SSDのディスク容量は限られているため、SSDにデータを移行する際に重要な機能です。「ミラードライブ」は、クローン化されたドライブを、お使いのシステムのミラーのように保存します。
「DriveClone」を使用したデータ移行が成功していることを知るのは喜ばしいことです。過去を振り返ると、ハードディスクやファイルシステム、Windowsのブート可能なディスク構造、UEFI/GPTによるシステムクローニングの複雑化に直面したことが、製品開発において最も困難な挑戦だったように思えます。私たちは、「DriveClone」をUEFI/GPTベースのシステム上のすべてのWindows(XP/Vista/7/8/8.1)で効率的に実行できるよう、さまざまな努力を費やしてきました。
ユーザにお勧めする使い方
「DriveClone」は、お使いのシステムを高性能SSDやより大きなハードディスクにアップグレードしたい場合に最適です。クローニングには「ディスククローン」と「パーティションクローン」の2種類の方法がありますが、弊社では「ディスククローン」を推奨しています。「ディスククローン」は、たった3回のクリックでSSDや新しいハードディスクへの完全移行が可能です。「パーティションクローン」は、データ移行の詳細をカスタマイズできるため、プロフェッショナルユーザ向けの方法です。
今後のバージョンアップ予定
弊社では「DriveClone」の機能と品質のさらなる向上に努めています。通常、メジャーアップグレードといくつかのマイナーパッチを毎年リリースしています。例えば「ミラードライブ」や「増分バックアップ」は、2013年に「DriveClone」に追加された拡張機能です。2014年にもほかの機能を追加する予定です。
(lodestar)