立体感を強調したり、乾き具合を調節したりすると、ほかのグラフィックソフトでは表現できない、独特の風合いの絵を描くことができる。カラーピッカーをクリックして色を変更するなど、しばらく「Verve Painter」の使い勝手を味わい、その後、さまざまな設定を試してみるとよい。

レイヤを利用するのがお勧め。画面右下のコントロールボックスを用いて、絵のパーツごとにレイヤを用意して描画してゆく。このようにすれば、各パーツがお互いに干渉せず、さらに不要なレイヤは非表示にするなど、応用が利く。

筆者は絵心が乏しいので、「Verve Painter」のよさを十分に引き出せてはいないが、時間をかけて練習を重ねれば、よい絵を描ける予感がした。興味がある方はぜひ、試してみていただきたい。