はじめてでも直感的に使える、簡単操作のファイル削除ソフト。ドラッグ&ドロップでファイル/フォルダを完全に消去し、復元できないようにする。「Securely File Shredder」は、単にファイルを削除するのではなく、データの内容をランダムなデータで上書きすることにより、復元できない状態にするソフト。プライバシー保護や重要書類の機密保護に役立つ。消去アルゴリズムは4種類から選択できる。
メイン画面上にファイル/フォルダをドラッグすると、ごみ箱(ペール缶)のイラストがごみの入った状態に変化し、「Drag and drop files or folders」というテキストの「drop」部分が太字になる。同時に選択されているファイルの数や総容量も表示される。ここでマウスボタンを離すとメッセージボックスが表示され、削除を実行したり、キャンセルを選択したりできるようになる。
消去実行中はメイン画面上部にプログレスバーが現れ、全体の進捗状況を確認することが可能。個々のファイルに対してどのような処理(Shreddering、Overwriting、Purging、Incinerating、Randomizingなど)が行われているのかもわかる。
ドラッグ&ドロップ以外にも、ファイル削除用とフォルダ削除用のそれぞれにボタンが用意され、ダイアログで削除対象を選択することも可能。さらに、Windowsの「ごみ箱」内のファイル/フォルダをワンタッチで完全消去するための専用ボタンもある。
オプションでは、データ消去アルゴリズムの選択、システムトレイへの常駐、Windowsのスタートアップ項目への登録を設定することが可能。消去アルゴリズムは、
- Sheneier's method(ブルース・シュナイアー推奨方式)
- US DoD 5220.20 method(米国防総省規格)
- Gutemann method(グートマン推奨方式)
- Paranoid method(「Securely File Shredder」の独自方式)
から選択できる。初期状態では「US DoD 5220.20」が選択されている。