ソフトを開発しようと思った動機、背景
私が使っているインターネットラジオを聞くアプリのウィンドウを最小化すると、タスクトレイアイコンしか表示されなくなります。ラジオ局を変更するには、そのアイコンを右クリックしなければならないのですが、頻繁にその操作をする私にとってはそれが面倒だと感じたことがきっかけです。タスクトレイは「通知領域」ともいうそうで、本来操作をする場所ではないようですが、頻繁に操作をするアプリのアイコンも登録されているので、その操作が簡単にできるようになれば、と思って開発しました。
開発中に苦労した点
Windows Vista以降では、「音量」などのシステムアイコンに対しては、マウスポインタをタスクトレイ上のその位置へ移動して操作するという方法でしか、タスクトレイアイコンへの操作ができませんでした。そのため、Windowsのバージョンごとにタスクトレイの位置やその中のアイコンの位置を取得しなければならず、それに対応するのに時間がかかりました。
タスクトレイアイコンの間隔などは試行錯誤で決めていますので、システムアイコンの上に正しくマウスポインタが移動しないことが、たぶんまだあると思います。そのときはタスクバーの幅を調整すると、たぶんうまくいくと思います。
ユーザにお勧めする使い方
普段よく使うアプリをタスクトレイへ登録すれば、本ソフトを簡単なランチャとして使えます。ショートカットキーを設定すれば、本ソフトの画面を表示させずに、簡単にアプリを起動できます。
【Windows】+【Alt】+【A】など、登録したアプリの頭文字、というショートカットキーが覚えやすく、Windowsやほかのアプリのショートカットキーと重なりにくいキーだと思います。
今後のバージョンアップ予定
何か思いついたら機能追加はしてゆくつもりです。バグなどもまだあると思いますので、ユーザのみなさんからの不具合の報告・要望などをお待ちしております。
(M.Hayashi)