便利な機能を数多く搭載したカレンダーソフト。アクティブウィンドウの左上にくっつき、作業の邪魔にならない。「mcal」は、アクティブタイトルバー上に表示される、コンパクトなカレンダーソフト。アクティブウィンドウに“マグネットのように張り付き”、いつでも日付などを参照できる。アラームやUSBロック、簡易メモ、コントロールパネル項目の呼び出し、パソコンのシャットダウン・再起動・スタンバイなど、多数の“お役立ち機能”を搭載。手軽なアプリケーションランチャとしても利用できる。
本体画面のサイズは非常に小さく、ウィンドウタイトルバーにちょうど収まる大きさ。高さはわずか26pixel、幅は60pixelと、「小アイコン」を2個並べた程度だ。ただし、アクティブタイトルバーを追従し、常に現在のウィンドウの左上に表示されるため、「mcal」を見失うようなことはない。
本体画面に表示されるのは、左側に日めくり風デザインのカレンダー、右側にはバッテリー残量、現在時刻、音量の各項目。本体画面上をマウスでポイントすると、メニューがポップアップ表示される仕組み。メニューからさまざまな機能を呼び出したり、情報を確認したりできる。
本体画面右側のオンマウスで表示されるのは、「チョイ窓」ウィンドウの名前と「通知メモ」。「チョイ窓」は、あらかじめ指定したウィンドウをワンタッチで手前に表示できる機能。【Shift】キー+マウス左クリックで指定ウィンドウを手前に表示させられる。「通知メモ」は簡易メモ機能で、備忘録などとして使える(メモの内容はmcalフォルダ内の「mcal」ファイルに保存される)。リムーバブルメディアが接続されている場合は、ドライブ名なども確認できる。
画面右側のオンマウスで表示されるメニューの項目は多彩。「通知メモ」を開いて編集できるほか、タイトル、分類、コメント、作成日を記録しておけるリスト形式のツール「チョイメモ」も呼び出せる。さらに、
- パソコンのシャットダウン・再起動・スタンバイの実行
- ボリュームコントロールの呼び出し
- アラームの起動
- ランチャの登録アイテムの起動
- アクセサリの呼び出し
- (既定のブラウザを起動しての)検索エンジンへのアクセス
- コントロールパネル項目の呼び出し
なども可能。簡易メモ機能付きの月間カレンダーや、USBメモリをキーにしたパソコンのロック機能も用意されている。