エクスプローラで見慣れたフォルダ型のツリー表示で、はじめてでも親しみやすいアウトラインプロセッサ。エディタ部は、通常のテキストエディタそのもので、「メモ帳」などと同じ感覚で文字入力や改行、カット&ペーストなどを行える。表示のカスタマイズ機能を利用すれば、エディタ、ツリー、行番号の背景色や文字色を細かく設定することも可能だ。DropboxなどのオンラインストレージやUSBメモリなどのデバイスと組み合わせた使い方が想定され、OSを問わずにデータの編集・やり取りを行える点も大きなメリット。文書の保存形式はプレーンテキストで、ツリー構造はWindowsのファイルシステムにそのまま反映される。ほかのテキストエディタでノードを編集したり、あるいはエクスプローラ上でノード階層を編集したりといった操作も自由に行える。
エディタには、プレビュー表示機能もある。Markdownで書かれた文書の確認や、リンクしている画像イメージの表示を簡単に行える。さらに、URLのリンク先を開き、正常に動作するかどうかを確認することも可能だ。
(坂下 凡平)