50種類以上の音声・動画形式に対応した“総合コンバータ”。DRM保護されたファイルも高品質で変換・保存することが可能。「Tunebite」は、音声・動画ファイルの形式変換、メディアやWebからの取り込み、再生、CD/DVDの作成などを行えるマルチメディアコンバータ。WMA/MP3/M4A/AAC/OGG/WAV/FLAC/AIFF/ACなどの音声形式、WMV/MP4/XVID/DIVX/MPEG-1/2/4/AVI/MOV/FMV/DVなどの動画形式に対応する。新バージョン「9(Platinum)」では、TS(Transport Stream)動画の入力・変換に対応した。USBメモリにインストールすることもできる。
ソフトの最大の特徴は「DRMによって複製防止処理されたファイルでも変換できる」こと。変換元のファイルを再生しながら、再生中の音声・映像を録音・録画することで実現している。ストリーミング再生された音声や動画をファイル保存することも可能だ。
音声の録音・変換時には、MP3のID3タグやアルバムアート、歌詞などの情報が付加される。情報の付加は、「Tunebite」が対象の曲を自動認識し、情報を自動取得することで行われる仕組み。ユーザが特別な操作を行う必要はない。すべての動作をバックグラウンドで行える。
変換後の音声ファイルは、MP3/WMA/WMA Pro/OGG/WAV/M4A/FLACなどの形式で保存することが可能。DRM保護された音声ファイルでも変換できる。同時に複数ファイルを扱うことができる並列変換機能も搭載。最大56倍速にも上る高速変換を行える。
動画では「高パフォーマンスビデオレコーディングテクノロジー」により、高画質録画を実現。動画共有サイトなどでHD解像度の動画が増えているのに合わせ、最大1920×1080の解像度での変換にも対応する。
変換後の出力形式は、WMV/MP4/MPEG4/AVI/3GP/H.264などに対応。パソコンで再生可能な動画ファイルを出力できるのはもちろん、スマートフォンやポータブル動画デバイスで再生可能な動画ファイルも出力できる。動画ファイルから音声データを抽出し、音声ファイルとして出力することも可能だ。