自動実行やスケジュール実行にも対応した高機能デフラグソフト。シンプルなインタフェースで、はじめてでも戸惑うことなく使える。「Disk SpeedUp」は、断片化したファイルを最適化することで、ファイルアクセスの高速化を図るデフラグソフト。断片化の解消(デフラグ)とファイルの再配置(最適化)を行うことができる。デフラグ対象となるファイルの指定など、設定は細かく行うことが可能で、複数のドライブを同時にデフラグすることもできる。
デフラグ処理の手順は、(1)デフラグしたいドライブにチェックを入れ、(2)「デフラグ」ボタンをクリックするだけ。これで選択したドライブのデフラグが開始される。「デフラグ」ボタン右側の「▼」ボタンをクリックすると、デフラグメニューが表示され、
- 分析(ドライブの分析のみ)
- デフラグ(断片化の解消)
- 最適化(断片化を解消しながら、ファイルの再配置を行う)
から、動作モードを選択できる。デフラグは、あらかじめ設定した条件に合致したファイルだけを対象に行われる仕組み。条件は、
- 断片のサイズ(指定サイズより小さい断片)
- 断片の数(指定よりも多い)
- ファイルのサイズ(指定サイズより大きいまたは小さい)
で設定できるようになっている。デフラグが不要なファイルを対象から除外することもできる。さらに最適化に関しても、大きなファイルや最近アクセスされていないファイル、ごみ箱の中にあるファイル、特定の種類のファイルを、ハードディスクの後方に移動させることができる。自動デフラグ機能は、システムが一定時間(初期設定では5分間)アイドル状態になったときに、デフラグを自動的に実行するというもの。設定できるアイドル時間は最大で50分まで。さらに、CPUとディスクの使用率があるレベル(初期設定では20%)を超えると、デフラグを一時停止させるように設定することもできる。
スケジュール機能は、指定した日時にデフラグ(またはデフラグ+最適化)を実行するもの。毎日、毎週、毎月の指定日時に、指定ドライブに対して処理を行う。
そのほかにも、
- フォルダ/ファイルをデフラグする
- 複数ドライブを同時にデフラグする
- デフラグ終了後にパソコンの電源を切る
といった機能を備えている。