東京電力が電力の供給状況をCSVデータでインターネットに公開しているのを見て、このデータにもとづいて、電力の供給が逼迫したときにパソコンが自動的に休止すれば、人が気にしなくても電力のピークカットに貢献できるのではないかと思い、開発しました。いまはインターネットが普及しているので、エアコンやテレビなども同じようにすれば、不意の大停電を防げると思います。スマートグリッドが広がれば必要ないかもしれませんが、それまでの間は、国などが奨励すれば、かなり効果があるように思います。特に、7月から東京電力が5分間隔のデータを公開しはじめたので、より実用的になったと思います。他の電力会社も5分間隔のデータを公開してほしいと思います。
開発のときに特に苦労したという点はありませんが、CSVデータの形式がそれほど素直ではなかったため、Ver.2.0で5分間隔データに対応するときに手間取りました。
当面、バージョンアップの予定はありませんが、公開されているCSVデータを読めなくなった場合は対応したいと思っています。ソースを添付していますので、いろいろな人がそれぞれで改善していただけたらと思います。
(Cps Laboratory)
【編集部注】 Ver.2.1では次の点が変更された。(1)最小化された場合、タスクトレイに格納するようになった。(2)九州電力のように、URLに日付が入る場合に、自動対応できるようになった。