Webブラウザーコントロールのイベントを監視
Internet Explorerには、Webブラウザーコントロールとして知られているコンポーネントがあります。
Webブラウザーコントロールは、機能を提供するためのCOMインターフェース(IWebBrowserApp or IWebBrowser2)とイベントを通知するためのインターフェース[シンクと呼ばれています](DWebBrowserEvents2)があります。
URLを指定してWebページを表示させたりするだけなら、インターフェースを介してメソッドを実行すればよいのですが、細かな制御を行うには、Webブラウザーコントロールで発生するイベントをキャッチして、その状態に応じた処理をすることになります。
このイベントは、ドキュメントに記述されている情報だけでは、どのようなタイミングで、どのように発生するかを把握するのは難しいものです。
SpyIEは、起動中のInternet Explorerを利用して、どのようなイベントを発生するかを監視するためのソフトウェアです。
実際にInternet Explorerを使用して、いろいろなページを参照したり、操作することによりどのようなイベントが発生するかを理解するために使用することができます。