関連する複数のタスクをフォルダツリーで管理できる、進捗管理に優れたタスク管理ソフト
「明日までにA4用紙1枚に企画書をまとめる」といったシンプルなToDo管理から、「5名のチームで新製品開発を行う」といった、グループで分業してタスクを進める際の進捗管理までこなせる、多機能なタスク管理ソフトです。
「タスク」を作成し、その中に「サブタスク」を作成していくというように、ひとつのタスクを複数のタスクに分業し、その状態をツリー表示で可視化できます。「PERT(Program Evaluation and Review Technique)」を利用したようなToDo管理を可能とするソフトです。
作成したタスクは、カテゴリーに関連付けて利用します。右ペインに表示されるカテゴリーでは、タスクと似た操作で「カテゴリー」を作成し、カテゴリーの下位項目として「サブカテゴリー」を作成できます。カテゴリー表示のチェックボックスをONにして、カテゴリーに関連付けたタスクだけを表示させることができます。
タスクにはさまざまな項目を設定することが可能で、タスクの完了予定日や優先度の設定、前提条件の設定(ほかのタスクが終了してから開始)、進捗状況の設定、予定時間の設定(報酬の計算も可能)、繰り返すタスクの設定などが可能です。タスクにノートや添付ファイルを追加したり、タスクの文字色、背景色、書体、アイコンの指定をしたりすることもできます。また、完了予定日など、さまざまな項目をキー項目に指定し、タスクを整列(ソート、並べ替え)することもできます。
タスクは、Undo/Redo、切り取り、コピー、貼り付け等の編集機能も利用可能で、似たようなタスクをコピーして利用するといったことができます。
タスクの進捗を管理する機能もたくさん用意されています。タスクごとに、進行中、完了済、期限間近というように、進行状態に応じて異なる色で表示したり、ストップウォッチのように各タスクの作業時間を計測したりできます。カレンダーマップを使えば、その日1日のスケジュールから、月単位の大まかな作業計画、タスクごとの進行度を表示できます。そのほか、指定した日時にウィンドウを表示するアラームや、タスク完了期限までの残り時間を表示する機能などを備えています。
タスクは、さまざまなスタイルで表示させることができます。タスクをツリー表示する以外に、要する時間の長さによって表示サイズが異なる「タスクスクエアマップ」などを利用できます。
ソフト名: | Task Coach |
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動作OS: | Windows 10/8/7/Vista/XP/2000 |
機種: | IBM-PC |
種類: | GPL |
作者: | Frank Niessink |