パーツを含む図面をME10とVBプログラムを利用することにより一括で移動
このソフトはME10では、組立図のようなパーツ構造を持つ図面の移動をを行う場合、パーツを一つずつ取扱う必要がありました。
これにたいして、このソフトは、ME10とVBプログラムを利用することにより一括で移動することを可能にします。
注意
ご利用にあたっては、ME10マクロの知識が必要です。
ダウンロードされるプログラムでは、移動できるパーツの数が制限されています。
約10個程度。
また、対応する描画範囲は1000mx1000mまでのものになります。
概略
ME10より、PTSOUTマクロでパーツ構造をテキストファイル出力する。
VBのASYMOVE.EXEでパーツ一括移動マクロを生成する。
ME10より、一括移動マクロを呼び自動実行する。
ただし、シンボルと詳細図はスケールの関係で処理が難しいため無視します。
インストール
☆ C:\ME10ディレクトリに ASYMOVE.EXEファイル を コピー
☆ C:\ASYMOVE ディレクトリを作成する
☆ ASYMOVE.EXEは、ビジュアルベーシックのプログラムですので、
?C:\WINNT35\system32\? ディレクトリに VBランタイムが必要です。
マイクロソフトのホームページや雑誌などで入手して下さい。
VB40016.DLL
VB40032.DLL
のいずれかのファイルをコピーしておきます。
ASYMOVE.EXEは、ショートカットや、スタートメニューに登録するとよい。
☆ ME10のマクロに以下を追加
起動時に読み込むところならどこでもよい.
マクロ実体の登録
DEFINE AM {パーツ一括移動}
INPUT ?C:\ASYMOVE\ASYMOVE.MAC?
END_DEFINE
DEFINE PTSOUT { パーツ構成出力 }
PARTS_LIST TREE DEL_OLD 'C:\ASYMOVE\PTS_TREE.TXT'
END
END_DEFINE
コマンドメニューの登録
MENU 'パーツ構成出力' 'PTSOUT' 3 1
MENU '一括移動' 'AM ASYMOVE' 4 1
メニューに登録しない場合は、上記をコマンド(キーボード手打)にて入力することも可能です。
使い方
ME10で "パーツ構成出"で現在のパーツ構成を出力します。
WINDOWS上で ASYMOVE.EXE を実行すると画面があらわれてマクロが作られます。
こにをなにもしないで閉じます。
ME10で "一括移動"で、通常の2点間の移動コマンドのように使います。
ソフト名: | ME10パーツ一括移動マクロ評価版 |
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動作OS: | Windows 2000/NT/98/95 |
機種: | IBM-PC |
種類: | フリーソフト |
作者: | コパ |