RE for Windows

UNIXエディタreのクローン


ソフト詳細説明

RE for Windows は、Windows 3.1 上で動作するMDIのテキストエディタです。

vi と emacs に押されてほぼ絶滅してしまった UNIX のスクリーンエディタ re
のクローンです。

おおっと待った!結論を急いではいけません。

「マニアックで変なエディタだろう」って?とんでもない。むしろ初心者でもと
っつきやすい、直観的で素直な操作性のエディタです。

RE for Windows は自動的な行の折り返しを行わない、つまり、編集対象を2次
元のデータとして捉えるタイプなので、紙の上に文字や矩形を配置する感覚でテ
キストを編集できます。

文字の入力、削除、カーソルの移動など基本的な処理については非常に直観的で
素直な操作性を持っています。とにかく文字を打ち込みたい場所にカーソルを持
って行ってキーを押せばよい。意外かもしれませんが多くのワープロやエディタ
はこれができません。これは普通のエディタやワープロが、対象とするデータを
基本的に1次元(ファイルの先頭から末尾まで続く一本の文字の紐)と捉えてい
るからです。一行の長さが指定されている文書などを書く場合は1次元タイプの
方が好都合なことが多いですが、逆に、表のようなものあるいは図形のようなも
のあるいはプログラムを書くには2次元タイプの方が好都合です。

RE for Windows は2次元タイプなので、矩形処理が得意で、特にテーブル状の
プレインテキストデータベースの編集に威力を発揮します。

また、RE for Windows にはパラグラフ整形機能(書き終えたパラグラフを、指
定した矩形に流し込む機能)を追加してありますので、一般の文章作成における
2次元タイプの弱点も克服されています。

文字数、単語数、行数のカウント機能付き。

SJIS (MS-DOS,Windows の通常のテキストのコード)だけでなく、JIS コードで
の入出力機能もあります。

編集できる行数に制限はありません。ただしデータを全部主記憶に展開するメモ
リ大名ソフトなので、メモリ搭載量が限界になります。一行一行に80字びっし
り詰まっているファイルだと16M積んでても10万行程度でしょうか。

1行の最大長約64000バイト(漢字にして約3万2千字)。

セッションを越えて複数のファイルの編集の途中の状態を保持・復元する機能が
あります。これは便利ですよ。

動作環境

RE for Windowsの対応動作環境
ソフト名:RE for Windows
動作OS:Windows 3.1
機種:汎用
種類:フリーソフト
作者: 石岡 隆光 

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