最低限の AppleEvent 受信処理と、幾つかの AppleEvent 送信
このパッケージは、私が AppleEvent 実装の練習台として書いたものです。
AppleEvent の未経験者に AppleEvent の処理方法の取り掛かりを掴むための参考になればと思い、source code を公開する事にしました。
最低限の AppleEvent 受信処理 (Required AppleEvent) と、幾つかの AppleEvent 送信の雛形を実装してあります。
AppleEvent を実装してみたいが、何となく敷居が高いと感じてこられた方の参考になれば幸いです。
このパッケージには3つのプロジェクト・ファイルが含まれています。
TC.sample.prj:
THINK C 8.0 (THINK Project Manager 7.0.4) 用のプロジェクト
CW.sample.68K.prj:
CodeWarrior IDE 68K 用のプロジェクト
CW.sample.PPC.prj:
CodeWarrior IDE PPC 用のプロジェクト
Source code の作成は CodeWarrior C 9 で行いました。THINK C でもコンパイルできる事を確認してあります。
ただし、Symantec C/C++ 8.4 以前のヘッダーはバージョンが古く、コンパイル・エラーが多発するはずです。Symantec C/C++ 8.4 以降をお使いください。
プロジェクトの作成するアプリケーション: "AESample" は、Drag & Drop されたファイルを AppleEvent 経由で受け取り、ファイルの種類に応じて Finder や別のアプリケーションに AppleEvent を送ってファイルを開かせる処理を行います。
それ自体では何の役にも立ちませんが、基礎的な AppleEvent の送受信の例題としてわかりやすい例だと思います。
また、PPCBrowser を利用して、特定のアプリケーションに Open Document ('odoc') AppleEvent を送る機能を設けてあります。Debugger を走らせている時など、作成中のプログラムへ AppleEvent を送ってチェックするのには役立つと思います。