超簡易的に要介護認定区分の予測を行う
介護認定の一次調査はコンピュータにて判定しているとのことですが、その詳細な方法は公表されておりません。そこで、介護支援専門員標準テキスト第2巻の参考資料として収録されている介護サービス調査票と介護認定の120人のデータをもとに重回帰分析にて予測式を作成しました。
(相関係数=0.99, 自由度調整済み決定係数=0.98)
前回の認定くんに比べやや精度は落ちますが、予測された認定区分は前後の区分の範囲内におさめるようにしました。
前もって、患者の要介護認定区分を知っていることは何かと便利かと思います。また、たった5項目の調査ですので、慣れてくれば要介護認定区分が感覚的に理解できるようになるでしょう。