CGA用 簡易タイ語エディタ
今やパームトップ コンピュータでもなければ目にすることのできない、CG
Aモード(640x200、モノクロ)専用の、軽量タイ語エディタ兼簡易ワープロ
です。
このプログラムは、私が青年海外協力隊でタイに居た時に、CGAしかないコ
ンピュータのために、2週間程で急造したものです(^_^;)。当時タイ語のワー
プロは、最低でもEGAか Hercules グラフィクスが要求され、CGAの上で
動くものは皆無でした(現在でもおそらく無いでしょう)。
Simple Thai Word Processor (SW) の特徴
◆ CGAモードを持つ IBM-PC 互換機で、英語 MS-DOS または DOS/V の英語
モード上で動作します。ちなみに、VGAおよびEGAは、CGAの上位
互換ですので、当然動作可能です。また、Windows 3.1 のDOSボックス
では、なんとウィンドウ表示にしても動作可能です(CGAだけはウィン
ドウ表示でも実行可能なのです)。ただし、遅くて実用になりませんが。
◆ 画面上にキーボード表示がありますので、タイ文字のシールをキーボード
に貼らなくても(^^;)タイ語が打てます。対応しているキーボードは、IBM-
PC 互換機の英語キーボード(101)、日本語キーボード(106)、そしてパーム
トップコンピュータの HP100LX/200LX の3種類です。
◆ CU-Writer のファイルを読み込めます。ただし、この場合文字の修飾等は
一切無視されます。また、SWで書き込んだファイルも、CU-Writer で読
み込めるはずです。
◆ 印刷機能「もどき」があります。印刷を指示すると、なんと出力イメージ
を記述したHPGL(Hewlett-Packard Graphics Language) のファイルを
出力します。このファイルを、HP互換のプロッタに出力すれば、プロッ
タがタイ文字の文章を描き出してくれます(^^;)。SWから出力されるHP
GLファイルの名前は、出力されたページ毎に PAGE*.PLT となります。
◆ なお、扱える最大のファイルサイズは、約32KBです。