DVIOUT/DVIPRT をメニュー方式で起動
●はじめに
LaTeXによるコンパイル->プレビューの作業はとくに初心者には馴染みに
くいものです。 さらにMS-DOS環境の標準DVIWAREであるDVIOUT/PRTは、機能
の高さ、処理の早さでは無敵を誇りますが、そのぶん、操作が複雑になり、
オプションが山のように増えてきました。
TeXPrtは、こうした問題を解決し、LaTeXingのための統合環境を提供しま
す。 WINDOWSのようなメニューから編集・コンパイル・プレビュー・印刷が
できます。用紙サイズなどよく使うDVIOUT/PRTのオプションの一部も簡単に
設定できます。
おなじコンセプトをもつ環境は、Demacs+AUC-TEX, Yatexをはじめ、MIFES
やVzのマクロにいたるまでたくさんあります。ただし、こうした環境では、
どちらかといえば「入力支援」が充実しているのに対し、TeXPrtの特徴は、
プレビュー&印刷という、いわば「出力支援」に力を注いだ点にあります。した
がって MIFESやVzのマクロはもちろんのこと、AUC-TEXやYaTexとも共存でき
ます(快適かどうかは別として(笑))。