DOS窓などでREXXスクリプトを使いやすくする
「PC DOS 7」(及び、「PC DOS 2000」...以下「DOS7」と呼称)では BAT ファイルにて、(OS/2における CMD ファイルと同じように)従来のバッチファイル型の記述と、REXX言語による記述の、両方がサポート(どちらで記述されているか自動認識)されています。
また、そのREXXインタプリタである REXX.EXE ファイル(DOS7ディレクトリに存在する)はDOS汎用らしく、これを用いれば、他のDOS互換環境(NEC-PC98x1版DOS、OS/2やWindowsのDOS窓など)でも、REXXスクリプトを利用する事が可能です...が、この場合、単純に (ファイル名).BAT などと入力してもREXXスクリプトとして処理してもらえず、コマンドプロンプトにて REXX.EXE のパラメータとして(ファイル名).BAT を追記して実行するという、ちょっと不便な使い方を強いられる事になります。
REXXD は、DOS7 以外のDOS互換環境でも、コマンドプロンプトからの実行時に、バッチファイルかREXXスクリプトかの判断(及び、適宜に REXX.EXE を介してのスクリプト実行)の自動化を実現する、常駐型プログラムです。