KSH EMS buffer Utility
KI-Shell のヒストリ/エイリアス/ディレクトリスタックバッファがEMS上に確保されているときに、バッファの内容のファイルにセーブ/ロードします。セーブ/ロードは次のオプションにより指定します。
-s File バッファの内容を File にセーブします。
-l File Fileの中身をバッファに転送します。
-sオプションによりセーブされる情報には、三種のバッファの内容のほかに、
(1)バッファ自体の各サイズ
(2)マルチステートメント区切り文字
(3)ヒストリ登録抑止文字数
があり、セーブしたファイルを -l オプションにより読み込んだときには、バッファの内容と共に(1)〜(3)もセーブ時のものが復活します。(1)により、AUTOEXEC などで KSH.COM の組み込み時のバッファサイズを変更した場合でも、変更前の保存ファイルを -l オプションで読み込むと変更前のバッファサイズになってしまうので注意が必要です。逆に、この性質を利用すれば、様々なバッファサイズで常駐した KI-Shell 上で複数の保存ファイルを用意することにより、常駐 KSH のバッファサイズを動的に切り替えることが出来ます。